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2015年11月24日00:18

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大阪の未来をきちんと考えている方が多いということでございましょう

 まずは、三枚の写真をながめて見ましょう。
写真左は、支持政党と投票先のグラフです。大阪維新と維新の支持者の殆どが吉村新市長に投票しています。自民党で、42%が吉村氏に、公明が灼く%、民主や共産党の支持者でさえ、相当数が吉村氏に投票しています。

 反維新の統一組織、オール大阪は総力を上げて柳本候補の選挙戦を行なうとともに、維新へのネガティブキャンペーンを行いました。共産にいたっては、300万枚もの、維新誹謗中傷ビラを戸別投函しました。

 にも関わらず、反維新側からも票を集め、大差をつけて維新候補二人は当選しました。
これはなぜでしょう?
 伏魔殿であった大阪市の市政に風穴をあけ、着実に地方行政改革をおこなってきたと評価された結果と捉えるべきです。確かに失敗も多々ありましたが、それを超える実績があったとしたからでございます。橋下氏の、カリスマ性に魅了されたわけではありません。

 写真中は、毎日放送の今朝のちちんぷいぷいの一コマ。毎日放送は旧市行政に癒着し、便宜をえるかわりに,批判を行わない暗黙の了解がありました。維新になってからは、反維新報道をおこなってきました。で、今朝は、お通夜状態です。

 写真右は、読売テレビの今朝のすまたん。維新とは親和性が高かったので、みなさん、にっこりです。

 よく調べもせず、断片的な情報から、維新を批判したり、あるいは評価する人が多すぎます。何時間かかけて、ネットを探るだけで、い論なことがわかってくるはずです。

 大阪の人たちは、きちんと考え、未来を見据え、再び、維新を選んだのが確認できるでしょう。



■橋下氏の今後、国政への影響……大阪ダブル選の結果は何を意味するか
(THE PAGE - 11月23日 18:21)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=3725829

 大阪府知事と大阪市長のダブル選は、投票終了直後に「当確」が報じられるという地域政党「大阪維新の会」2氏の圧勝でした。12月の市長任期が終わった後は政界引退を明言している大阪維新の橋下徹代表ですが、10月に国政政党の「おおさか維新の会」を立ち上げています。今回の選挙結果は何を意味するのか。今後の「維新」や野党再編・協力、安倍自民1強体制などにどのような影響を与えるのか。政治学が専門の東京大学教授、内山融氏に寄稿してもらいました。

大阪維新はなぜ圧勝したのか
 22日に投開票された大阪府知事・大阪市長のダブル選は、知事選では現職の松井一郎氏、市長選では吉村洋文氏が当選し、両方とも大阪維新の会の勝利に終わった。

 維新の勝因は、一つには、これまでさまざまな改革を進めてきた同党の姿勢が評価されたことであろうが、それ以上に重要なのは、橋下徹氏の個人的人気が大きかったこと、特に、同氏が政界引退を表明しながらも今後また何かやってくれそうだ、という期待が県民・市民に強かったことであろう。

 このように維新の勝利が主に橋下氏への支持によるものだったことを考えると、大阪の政治における橋下氏の影響力は、陰に陽に続くと思われる。かつて小泉純一郎首相は、2006年の総裁任期満了時に退任することをあらかじめ宣言し、実際そのとおりに退任したが、その後もことあるごとに小泉待望論が持ち上がった。橋下氏についても同様のことが起こるのではないだろうか。ただし、小泉氏の場合はその「散り際の潔さ」が印象深かったため人気も根強かったが、もし橋下氏があいまいで日和見的な態度をとり続けることになると、 人々に飽きられてしまうおそれもあろう。

 大阪維新の会は「大阪都構想」に再挑戦することを表明している。この構想は、5月に大阪市で行われた住民投票で反対多数によりいったんつぶれたものである。今回の選挙結果は住民投票の結果と矛盾するように見えるが、これは、自民党側の主導により設けられた大阪戦略調整会議がうまく進んでいないために、有権者の期待が再び維新の側に振れたことを示すといえよう。大阪都構想が再び動き出す中、府市両議会で少数与党である維新がどのようにハンドリングしていくかが問われる。

野党再編や自民1強体制への影響は
 維新は国政では「おおさか維新の会」という党名で活動している。国政政党が「おおさか」という地域名を掲げるのは一見奇妙に感じるかもしれないが、英国でスコットランド民族党という地域政党が第三党の地位にあることから見ても、地域に根ざした政党が国政で存在感を発揮することは不可能ではない。そこで重要となるのは、大阪の枠を越えた争点をどれだけ提起していくことができるか、広く国民の間に関心を呼び起こしていくことができるか、である。また、橋下氏個人の人気に頼らなくてもすむように、地域における組織基盤を整備していくことも必要であろう。言い換えれば、個人政党から地域組織政党への脱皮が求められている。

 おおさか維新の会は都構想の実現に向け安倍政権とも連携していく方向である。今回のダブル選勝利により、その方向への動きは強まっていくであろう。一方、同会の分離元である維新の党は、松野頼久氏や江田憲司氏らを中心に民主党との合流・新党結成を志向している。他方の民主党では、細野豪志政調会長と前原誠司氏が解党・新党結成に積極的なのに対し、岡田克也代表は解党には否定的で、選挙協力などの連携にとどめたい方針である。

 このように野党再編・野党間協力の行方は今のところ不透明であるが、野党がばらばらである限りは、自民党一強体制は盤石であろう 。かつての55年体制において自民党一党支配が長く続いた原因の一つは、野党陣営の分裂であった。今回も野党陣営が分裂したままだと、55年体制の再現になる可能性がある。

 政党政治がうまく機能するためには、政党間で活発な競争がなされ、有権者に有効な選択肢が提示されていることが重要である。しかし、強い与党に対して野党陣営が分裂している状態は、ある種の「不完全競争」である。野党候補が乱立すると、有権者が持つ実質的な選択肢も限られてしまう。日本の政党政治の機能不全を避けられるか、各野党の動向にかかっているといえよう。

■内山融(うちやま・ゆう) 東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は日本政治・比較政治。著書に、『小泉政権』(中公新書)、『現代日本の国家と市場』(東京大学出版会)など
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 はっきり言って、上記記事は糞である。

関西の歴史に無知だから、大阪府や大阪市の成り立ちをわかっていません。
戦後の大阪市の行政が、いかにデタラメで、既得権益が増殖して至ったかも理解していません。

何も調べず、頭でっかちの学者先生が、知った風のことを書き並べただけの代物。

現状さえ、把握し知ないのが下記の文で明らかです。
「この構想は、5月に大阪市で行われた住民投票で反対多数によりいったんつぶれたものである」

住民投票の結果は、
  当日有権者数:2,104,076人
  投票率:66.83%
  賛成:694,844票(得票率:49.6%)
  反対:705,585票(得票率:50.4%)
  賛成と反対との差:10,741票差(総得票率中0.8%)

 投票結果は、反対多数ではなく、僅差でした。
わずか、総得票率中0.8%との差、実数で10,741票差にすぎません。
事実誤認も甚だしすぎます。

学者や評論家の発言は、眉に唾を付けて聞くべきという良い見本でございます。
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