五輪エンブレム盗作疑惑問題が顕在化してから、彼の作品を追いかけて、タイトルの見解に到達した。
彼は、多数の賞を得ていて、それが、優秀さの担保となっている。しかし、その実態をみると、「賞」そのものが、お仲間によるお仲間のための外部への権威付けにするためのお粗末なものであるのが多いのがわかる。
また、ある程度歴史のある賞でも、「審査員がお仲間」で、お仲間同士で、「賞」のたらい回しをしているのが見えてきた。
さて、皆様は、写真の佐野作品をみて、どのようにお考えになりますかね?
写真左は、佐野の『権威ある亀倉雄策賞』@2015受賞作品
→佐野研二郎・大物化作戦の一貫とか。
写真中は、日本ラグビー・フットボール協会ポスター@2002
→なんと芸の無い、稚拙な作品。
写真右は、代表的商品マーク作品、山形県つや姫
→広告代理店が有名デザイナーだというので
依頼したら、とんでもないものができてきたという。
→ゴミのような作品でも、デザイン料はとても高い。
米印をデザイン化したのだと(爆笑
→ただし、そのだささ故、誰もが佐野作品と認めている。
→関係者の嘆き:
□つや姫」の米袋のデザインは酷すぎる
http://blog.goo.ne.jp/nishijima2468/e/7e9922c5f984af393a23a8d537201a13
五輪エンブレムは、作品募集の資格制限や、選考過程の不透明さが際立っていた。
→応募基準がやたらと厳しかった。最終選考作品が3点という公表はあったが、
どういうさくひんであったかは「秘密」にされている。
→参考:
http://d-lounge.jp/blog/2014/09/7565
で、次のような、素晴らしい人脈関係(笑。出来レースでございます。
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佐野研二郎←←2020東京五輪エンブレム受賞者 元博報堂
2014年多摩美術大学・統合デザイン学科・教授に着任
永井一史←←五輪エンブレム審査委員長の息子で博報堂の五輪担当
2014年多摩美術大学・統合デザイン学科・教授に着任
永井一正←←五輪エンブレム審査委員長
http://www.pref.toyama.jp/branches/3042/poster/h_jpg/90_2_1.jpg←佐野エンブレムってこれにも似てない?
↑↑永井一正 ポスター・ライフ 1957-2014にも展示
佐野 究一郎←←佐野研二郎の兄 経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 課長
富山県理事・商工労働部次長として2014年永井一正 ポスター・ライフ1957-2014展の開催に関与
長嶋りかこ←←五輪エンブレム選考委員 博報堂社員で佐野の元部下
2014毎日デザイン賞受賞者で選考のための調査委員には佐野研二郎
高崎卓馬←←五輪エンブレム選考委員 電通社員でサントリーのCMプランナー
サントリーオールフリーのプレゼントトートバッグも担当
浅葉克己←←五輪エンブレム選考委員&(佐野と共に)2014毎日デザイン賞調査委員
民主党のロゴのデザイナー JAC理事長河野一郎は民主党政権が任命
(河野理事長の右腕と呼ばれるJAC職員が佐野の親戚という話もネット上にあるが果たして?)
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盗用疑惑がなければ、こっそりみんなで「五輪利権の利益」を分かちあえるはずなのに、うまく生きませんでしたとさ。
飲料関係の五輪スポンサーはアサヒに決定したので、サントリーの出る番はない。
そこで、悪知恵のきく高崎卓馬(五輪エンブレム選考委員 電通社員でサントリーのCMプランナー)が考えたのが、五輪エンブレム受賞の大デザイナー佐野とのタイアップ企画。
エンブレム盗用疑惑が明るみにあい、その派生として佐の作品の徹底的な検証が始まったのが誤算。ついには、明らかにい言い逃れが不可能な作品、八点を撤回せざる得なくなったという次第。
□佐野研二郎の盗作疑惑のあるデザイン
http://www.geocities.jp/kenjiro_sano_pakuri/index01.html
おそらく、佐野側は、アシスタントのミスでなどという釈明をするだろうが、今や、そんな言い訳がとおるはずもない。
一流のデザイン事務所なら、著作権への配慮をきちんとするものだし、スタッフ教育もするものだ。たとえ、プレゼン用のラフプランで、ネットで探した素材をつかったとしても、本番では、著作処理をしたり、自製するものだ。
→というのは、過去の常識なのかもしれない。現在では、パクリ上等という風潮らしい。
結局、サントリーの盗盗バック盗用事件で、佐野は常習的にネットのバレそうもないところから素材をパクってきているらしいのが判明してしまった。(今回バレたのは、数千人、いや数万人規模での探索がおこなわれたからである。いわゆるネットの集団知の成果である)
これはすなわち、ベルギーのマークもまた、佐野とそのアシスタントによるパクリ用素材探査の成果である可能性が極めて高いことを示唆している。
子のニュースが、マスコミでも取り上げられるようになったとき、五輪エンブレムは、白紙撤回せざる得ないように追い込まれるであろう。
関連日記:
こちらには、疑惑発覚後の情報が集積されています。重複データもありますが、参考までに。
□メモ:佐村河内の足元にも及び付かない”佐野研二郎”
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1944944203&owner_id=7049076
---リンク元記事:2015年08月13日 16:40 ITmediaニュース
サントリー、佐野研二郎氏デザインのトートバッグプレゼントを一部取り下げ ネット画像無断使用の指摘
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=32&from=diary&id=3564841
サントリービールは8月13日、東京五輪・パラリンピックのエンブレムを制作した佐野研二郎氏のデザインによるトートバッグをプレゼントする「夏は昼からトート」キャンペーンについて、一部の賞品を取り下げると発表した。デザインをめぐって「ネット画像の無断使用では」といった指摘があり、佐野氏から取り下げの申し出があったという。
【拡大画像や他の画像】
佐野氏側はWebサイトで、「いずれも身近にあるアイデアや素材をモチーフにしたものではありますが、現在、専門家を交えて、事実関係などの調査・検討を開始しております」とした上で、「しかしキャンペーンを楽しみにしていただいているお客様にさらなるご迷惑をおかけすることは本意ではありません」と、取り下げを申し出たことを説明している。
同キャンペーンは、ビールテイスト飲料「オールフリー」の応募シールをはがきに貼って申し込むと、佐野氏がデザインした30種類のトートバッグのうち1つが必ずもらえるというキャンペーン。一部のデザインについて、ネットで第三者が公開しているいる画像と酷似しており、「盗用ではないか」と騒ぎになっていた。
取り下げられたのは、フランスパンをあしらったものや、鳥と麦を描いたもの、「BEACH」と書かれた矢印を描いたものなど8種類。
サントリービールは「キャンペーンの賞品についてお問い合わせ、ご指摘をいただくなどご心配をかけ、誠に申し訳ございません」と謝罪。佐野氏からの申し出を受け、8種類を取り下げ、発送を中止したという。該当賞品に応募した人には同社から連絡する。残り22種類の賞品は残し、キャンペーンは続ける。
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これがきっかけで、広告代理店と一部デザイン業界の癒着と利権構造の闇が暴かれることを期待する。
特別製作:佐野研二郎のできるかな!?
https://www.youtube.com/watch?v=uxd0sF0usMk&feature=youtu.be
電通が築地にあり、博報堂が東京駅まえ、旭通信社と第一企画がひっつくまえの時代は、まだ牧歌的なものもあったんですがねえ(笑。
世代交代してから、妙な風が強く吹き出したようにも感じます。
http://
何せ、わざわざ誰も目を付けない様なサイトから、フランスパンの写真を盗んで、それを反転させてトートバッグのデザインにしたりするんやもの(笑)
あと、ペテン話術の才能も。
確かにトートバッグのデザインを監修したのは佐野です。
しかし、細かい実務を担っていたのは何人かの゛部下゛です。
その部下たちの話を聞いたうえでないと、返答は出来ません。
今は事務所が夏季休暇に入ってるので、調査にもう少し時間がかかります。
そもそも、ゼロベースからデザインをつくり出すことは、一般的ではありません。
あくまで一般論ですが、どこかで見たデザインから無意識に着想を得ることは、珍しいことではありません。
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>>そもそも、ゼロベースからデザインをつくり出すことは、一般的ではありません。
>>あくまで一般論ですが、どこかで見たデザインから無意識に着想を得ることは、珍しいことではありません。
あちゃー、日常でパクリ元をちょっといじって自分の作品だー、という手法だとゲロってるじゃん。
デザイナーってゼロベースで作るからアーティストなんじゃないの?
デザイン界を侮辱してるよな。
着想だけならここまで被らない。
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■講演1
日時:2015年8月18日(火) 14:00−16:00
出演:永井一正、木田安彦、山下裕二、佐野研二郎
会場:京都国立近代美術館 1F ホワイエ
入場無料、要予約、定員150名
* 定員に達しましたので、申込を終了いたしました。
来週の講演どうすんのかな・・・
本人欠席か中止だろうな
■監修: 永井一正、木田安彦、山下裕二
■展示デザイン: 佐野研二郎
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五輪エンブレム審査員長は、永井一正です。
ズブズブ。
表紙
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「 お 金 が な い 」 「 時 間 が な い 」「 じ ゃ あ ど う す る か 」
裏表紙
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「 集 め る 」→「 削 ぎ 落 と す 」→「 鍛 え る 」→「 続 け る 」
http://
東京オリンピック・エンブレムはもう無理筋|純丘曜彰
佐野氏の過去の作品を検索して見てみましたが、なるほど、これまで「なんか、他のデザインと似ているんだけど…」という、嫌な既視感があったもののほとんどが佐野氏のものでした。
オリンピックエンブレムの類似だけならば、まだ「たまたま」と言い切ることもできたでしょうが、さすがに今までが今までだけに、見過ごすことができませんよね。
類似と言えば、個人的にサントリーのプレミアムモルツと、コカ・コーラのジョージア・プレミアムのロゴデザインがやたら似て見えてしまいます。
多分、今回のロゴ問題が持ち上がらなければ、気にもならなかったのでしょうが^^;。
今回の問題の根は深いです。博報堂を中心とする、「優秀デザイナー」製作システムの解体。
オリンピック事業の不透明さ、 を追求して逝かねばなりません。まだ始まったばかりですが。
エンブレムに関しては、全応募作品と、最終選考作品の『公開』すべきで、閉鎖審査ではなく、国民による投票を選考の参考にするという方式をとれば、最小限のコストで、良い物が選ばれる可能性があります。
それにしても、『陰謀』にスポットライトをあてること二成功した、「ネット集団知」は素晴らしいものだと思います。
→一部の「識者」は、ネットによる『イヂメ』だと、非難していますけどね。
佐野が、これまでに「人をうならせる」レベルの作品を数点でも世に送り出していたとしたら、事情はちがっていtでしょうが、そんなもの一つもありませんからね。
出世作が「ニャンまげ」というのも寂しい限り。彼の造形才能の限界を示す良い例かと。
すでに、マスコミも取り上げ、海外メディア取り上げ始めていますから、面白い展開になりそうです。
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>こういうご時世だからでしょうか。
一昔前までは、アート系では、手の技が必須でした。訓練に時間はかかりましたが、造形表現法を基礎からきっちり学ぶことができました。単に、「一本の線を引く」というお題でも、無数の表現法があることを体得できたわけです。
→鉛筆で、均等でまっすぐな線を引く、というのは、割と技術を要します。
→石膏デッサン、形をきちんと捉え、かつ、とらえたものを形にする「手の技」がなければなりません。
最近では、軽視する傾向もありますが、デッサン練習の修行過程で、映像的空間の把握能力と表現技術が
育まれるのです。
→デジカメで対象をとって、ソフトで加工すると、だれでも、簡単に、それらしいものを作る、ことが
できるようになりますが、「創る」のはまず不可能です。
高性能PCのコストダウン、画像加工ソフトの高性能化、瞬時にさつえいできるデジカメ(銀塩では、ポラロイド以外、瞬時性はありませんでした)、インターネツトの普及が、「クズデザイナー」の粗製乱造に拍車をかけているのは間違いありません。
地道な訓練を重ね、「創る」ことができるようになった人は、「創る」ことの大変さも素晴らしさもしっていますから、安易な模倣などしません。まあ、誇り の問題でございます。
「創る」というのは、時間のかかる作業です。
コピペで作れば、努力も時間もかかりません。見る人が見ればわかる底の浅さはあるにせよ、大衆をだますのは容易です。そういう似非クリエーターが徒党を組、大衆を集団で騙しているというのが、現状でしょう。
自分の日記には書いたのですが、おいらは、もし商標がらみの告訴の件がクリアされてしまえば「このまま佐野案で行ってしまえばいいんじゃないの?」と思っています。
また時間と無駄金を使って、どうせ同じようなお仲間のところに次のお鉢を回す茶番を繰り返すくらいなら・・・というのもありますが、むしろ佐野案を2020年まで世界の目に触れる場所に晒しモノにすることで、少なくとも国内では「ああ、これ佐野研二郎ってパクリ野郎が作ったクソエンブレムだよな」という苦々しい記憶を何度も喚起することが予想されるからです。
5年間、いわば「市中引き回しの刑」を食らえば、縁故利権に群がる業界も彼をゴリ押ししづらくなるでしょうし、少なくともクライアントや消費者からは総スカンを食らい、佐野のデザイナーとしてのキャリアや未来は閉ざされるでしょう。
国家権力と密接に結びついた代理店絡みの佐野の行動と、その後の業界全体をバカにした会見には、そのくらいの報いが適当だとおいらは考えます。
まぁそうは言っても、ほとぼりが冷めた頃にはシレッと何かの審査員とかの裏方に収まって、のうのうと業界に居座る可能性が高いと思いますが。
なんだか、今回の事件で、同情されつつ注目を浴びそうです。 >つや姫
褒められたのかな?(笑。
全国ニュースになり、かつ、海外へも浸透しそうなので、わりと早めに、「引導をわたされた佐野が辞退」という形式になりそうな。
下手をすると外交問題に発展しかねない火種となりかねませんから。
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佐野は、実力がありませんし、傷物になりましたから、価値はゼロになりました。
私は、復帰はありえない、と考えています。
広告代理店の力は、かなり落ちているというのが実情です。
昔、ラテ局(ラジオ・テレビ局)と呼ばれていた稼ぎがしらが衰退しつつあり、広告媒体の主流がネットに緩やかに移行しつつあるので、必死の試行錯誤というのが現状かと。
権威付けによる巻き直しペテンも、今回の事件で大きく挫折しましたから、下克上がありそうで、楽しめそうですよ。
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また今回取り下げられた8点以外にもデザインの盗用が指摘されているとのことで、ヒゲがなく目が丸い猫のデザインは、デザイナーの俣野温子氏のものによく似ているとされている。
これに関して俣野氏は
「皆様の判断に任せます。デザイナーとしてはネットなどに影響をうけることもあるかと思いますが、擁護はしたくありません」
コメントしている。
→日本語訳「ふざけんな佐野、しばくぞ」
長嶋りかこの作品
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経血の足下に無花果!!
素晴らしい表現力です(棒。
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上手なお絵描き
佐野氏とコンペに関する人脈関係図
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箔付けのために、受賞をたらい回しにしているデザイン業界のメンツ
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これが真実だとすると、本日の産経朝刊の「佐野擁護記事」もさもありなん、ということになります。
ただし、1954年生まれなので、現在61歳。子どもとの年齢のバランスがとれません。
→兄が16歳、研二郎が18才の時の子供ということで、不自然。
叔父など姻戚である可能性の方が高いです。
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【佐野研二郎の父】=疑問符のある情報
佐野研二郎の父親は産経新聞取締役の佐野慎輔の可能性が高い。顔や太り方やヒゲまで兄の佐野究一郎と佐野研二郎に酷似している。リンクで確認を。
http://
佐野慎輔は早稲田、産経でオリンピック関連の取材をし続け、オリンピック関連のアカデミーをしている。
早稲田だからか森元に親しいようだ。
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また、日本財団の関係者でもあり、
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笹川を絶賛する記事を産経に書いている。
(特別記者 佐野慎輔)
産経新聞社取締役・サンケイスポーツ代表・ヤクルトスワローズ取締役 佐野慎輔
特定非営利活動法人 日本オリンピック・アカデミー
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著者紹介
佐野 慎輔(さの しんすけ)
1954年生まれ。
早稲田大学卒。運動部次長、シドニー支局長、外信部次長、運動部長、編集局次長兼運動部長兼論説委員を歴任。
その後、編集局総務、総務局総務を経て、現在は業務企画統括兼業務推進室長兼資材部長。スポーツ記者としては
30年の経験あり、15年間は野球担当、15年間はオリンピック担当。オリンピック取材5回、野球殿堂競技者表彰委員。
過去に筑波大学非常勤講師。共著に「日本人の足跡」「21世紀特派員」など。
2015年8月14日 13時0分 日刊サイゾー
2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムの盗作疑惑。作者のアートディレクター・佐野研二郎氏は盗作を否定したが、一部のテレビコメンテーターがベルギーのデザイナーの売名行為としたことで、同国の関係者が激怒している。
「この抗議で私たちにどんなメリットが生まれるのか、説明してもらいたい。デザインを盗まれたと叫べば、仕事が増えるとでも思っているのか。多くの日本人はそんな失礼な見解を持っていないと思うけど、物事の本質から話をそらしているとしか思えない!」
電話取材に応じたリエージュ劇場の関係者を怒らせたのは、7月31日放送のTBS系『ひるおび!』に出演した八代英輝弁護士の見解だ。同劇場のロゴマークが五輪エンブレムと酷似していたことで抗議したベルギー側に対し「炎上ビジネスに見えなくもないですよね」としたもの。同番組に出演したコメンテーターの面々は一様に同じ見解で、共演者のタレント、デーモン閣下も追従。ベルギーの劇場を「有名なの?」とちゃかした。また、スポーツライターの玉木正之氏に至っては「おかげでベルギーの劇場も有名になった」と言いだす始末で、まるで意図的に意見をそろえているかのようだった。
ただ、この問題は日増しに佐野氏への批判が大きくなっている。当初、大会組織委員会の役員も「国際的な商標登録の手続きを経ているので、このまま使用する方向」と明言していたが、佐野氏には別の盗作疑惑が続々発覚。現在では「エンブレムに問題がなくても、もしも作者が盗用の常習者だとなってしまったら、話は変わる」と、白紙撤回も示唆するようになっている。
当初は佐野氏の盗作に否定的だった同業者の中にも、ほかの盗作疑惑の続出で態度を一転させた者が少なくない。サントリーのノンアルコールビールのキャンペーン商品でデザインしたトートバッグは、フランスパンのデザインが個人ブログの画像と完全に一致。パンの細かい焼き目まで合致しており、偶然の一致では片付けられない。
ただ、前出役員は「問題は、このプロジェクトにはメディアと連動した大手広告代理店の利権が深く絡んでいるので、そこの折り合いをつけるのは新国立競技場並みに骨が折れる作業」だという。
その詳細は語ってもらえなかったが、これは佐野氏の出身母体である広告代理店・博報堂のことと思われる。エンブレムの選定については審査委員に永井一正氏、長嶋りかこ氏ら、博報堂にゆかりのある面々による身内選考であったという見方がされており、あるテレビプロデューサーからは「八代弁護士の発言も、これでしょ」と関連付ける。
「実は今回の問題が最初に浮上したとき、博報堂の人間から『盗作疑惑はシロだから、疑わしく取り上げないように。騒げば、同じデザイナーが手掛けた企業広告に悪影響が出てくる』という非公式の通達があった。盗作疑惑を追及すればCMスポンサーの機嫌を損ねる話になるからやめておけ、ということだったんだけど、『ひるおび!』はそれに服従しちゃったんじゃないかな」(同)
プロデューサーによると、テレビ番組では出演者の中に広告代理店の顔色をうかがってステマをする者もいるという。
「企業側とダイレクトにつながることはほとんどないけど、間に入る広告代理店の人間とは接触が出てくる。それで、たとえば番組内で紹介した商品を、使ってもいないのに“愛用している”と言う出演者もいる。八代弁護士なんかは以前、テレ朝の情報番組に出ていたのにTBSの裏番組に移るなんて薄情なことをした人だから、何か得があれば自分の意見と違うことでも言いそうな人」(同)
博報堂によるコメント工作が実際にあったのかはわからない。ただ、TBSはマスコットキャラクターのBooBo(ブーブ)が佐野氏のデザインで、漫画『クレヨンしんちゃん』の登場キャラからの盗作疑惑が指摘されており、盗作騒動の火消しの流れがあってもおかしくはない。
何しろ東京五輪は巨大国家プロジェクトで、関連事業に群がる企業が後を絶たず、今回のエンブレムも配送業のヤマトホールディングスのロゴと組み合わせるなどして、企業タイアップが走り出してしまっている。企業も広告代理店も、そこをスポンサーにするテレビも、盗作騒動は都合の悪い話だ。ただ、いずれにせよ世間の反発は膨れるばかりで、テレビコメンテーターの抵抗ぐらいでその流れを止められるとも思えないが……。
(文=ハイセーヤスダ)
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J-CASTニュース 8月14日(金)17時9分配信
http://
佐野研二郎氏(43)がデザインしたとするトートバックの一部を取り下げたことで、2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムに世論が向ける目は厳しさを増しそうだ。
「盗用」指摘でデザイン8種類が取り下げに…
ここにきて、盗用問題に加えてエンブレムのデザインが「全く理解できない」という声が改めて出ており、その意見に「アッキー」こと安倍昭恵首相夫人(53)も賛同するという有様だ。
■1964年のデザインは「一目見て強烈に印象づけられ、それが長く記憶に残る」
東京五輪のエンブレムをめぐっては、デザインが酷似しているとしてベルギーにあるリエージュ劇場が国際オリンピック委員会(IOC)に使用差し止めを求める申立書を送っている。この問題とは別に、デザインそのものについて酷評しているのが脳科学者の茂木健一郎氏(52)。茂木氏は様々な出来事についてツイッターやフェイスブックで持論を展開しており、8月14日朝にエンブレムのデザインについて「全く理解できない」とフェイスブックに書き込んだ。曰く、1964年の東京五輪のエンブレムは「一目見て強烈に印象づけられ、それが長く記憶に残る」という点で「素晴らしかった」。同様に、桜をリース状に配置した2020年の招致ロゴも高く評価した。
ウェブによる一般投票で最終審査すべきだった
対して、2020年のエンブレムは「全く印象に残らぬ」と切り捨て、その理由を、
「ある少数の要素を組み合わせることで印象的なフォントをつくれると考えているとしたら、人間の認知を根本的に誤解している」
と説明した。さらに、エンブレムの最終審査にウェブによる一般投票を取り入れていれば、「似ている」といった指摘を正式決定前に検討することができた可能性があるとも指摘した。
「そうすれば、他のデザインとの『類似』の可能性も事前にチェックできた。専門家は頭や理屈で考えがちだが、一般の人はパッションで考える。今回のデザインにはパッションを感じない」
この茂木氏の投稿に対して昭恵夫人は「いいね!」をつけ、賛意を示した。
昭恵夫人は三陸沖の防潮堤建設計画や米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古沖(同名護市)移設計画にも異論を唱えており、場合によっては「家庭内野党」として国策に反対することで知られている。
五輪エンブレムへの逆風は強まるばかりだ。トートバックのデザイン取り下げを伝える8月14日朝刊の記事で、毎日新聞(東京本社発行14版)は識者コメントを2つ掲載した。その内容は、
「(編注:五輪エンブレムを)使い続けるのは難しいのではないか。盗作かどうか以前に、他国とトラブルを抱えているものは世界のおもてなしの場にふさわしくない」
「盗用が疑われたデザインを取り下げた以上、五輪エンブレムも取り下げるべきだ」
と、両方とも五輪エンブレムの継続使用は難しいとの見方で、もはや両論併記すら厳しい情勢のようだ。
@kyodo_official
2020年東京五輪の公式エンブレムがベルギーの劇場のロゴと似ていると指摘された問題で、劇場ロゴのデザイナー側は14日、
国際オリンピック委員会(IOC)にエンブレムの使用差し止めを求める訴えをベルギーの裁判所に起こしたことを明らかにした。 #番外 @kyodo_official
https:/
http://
6日放送の「とくダネ!」(フジテレビ系)で社会学者の古市憲寿氏が、オリビエ・ドビ氏を「弱小の人」と批判する一幕があった。
番組では、佐野研二郎氏がデザインした東京オリンピックエンブレムと、ベルギーのリエージュ劇場のロゴが酷似している問題を「東京五輪エンブレム盗用疑惑」と題して取り上げ、双方の主張をまとめて紹介した。
ベルギーのデザイナーのドビ氏は「エンブレムの使用を取り消さなければ、弁護士を通じて裁判に訴えるつもり」と主張しているという。一方、佐野氏は5日の会見で「まったくの事実無根」「まったく似ていないと思った」と反論している。
スタジオでは、司会の小倉智昭氏が「ご本人(佐野氏)が『見たこともない』と言った以上、(盗作は)証明できないでしょうね?」と、コメンテーターの古市氏に意見を求めた。
すると古市氏は、佐野氏を1人で会見に臨ませたことについて不満を露わにし「これはコンペで選ばれたわけで、選んだ審査員もいたし、東京都の担当者もいた」と、昨日の会見が、佐野氏に責任を押し付けていることに苦言を呈した。
さらに古市氏は「あと、オリビエ・ドビさんて、そんなに世界的に有名なデザイナーではないですよね?」と、失笑しながら批判を展開し始めた。
古市氏はドビ氏に対して「Twitterもフォロワー数が300人しかいないような『弱小の人』なんですよ。だから、本当に言いがかりだなって思っちゃうんですけどねえ」と、Twitterのフォロワー数を絡めて“言いがかり”と切り捨てた。
確定
http://
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父は医師(すでにリタイア)、母は看護師。
よって、佐野慎輔は父ではない、叔父である可能性は大。
【佐野氏と一問一答】ショックも作品に自信「集大成」毅然と潔白主張
――ベルギーのデザイナーは「Pinterest」という、
いろいろなデザインを見られるサイトにロゴをアップしており、
それを見たのでは?と主張している。
「Pinterest」というサイトは見たことがあるか?
佐野「見ておりません」
↓サントリーでのパクリが発覚後
http://
似ているとされる複数のデザインにはある、共通点があった。
世界中のロゴデザインなどが投稿される「Pinterest」というSNSサイトに、
ビーチの看板や泳ぐ女性のデザインが以前から掲載されていた。
さらに、このサイトには、あのベルギーのリエージュ劇場のロゴも投稿されていた。
【オリジナル】森本千絵デザイン
http://
高木正勝+坂本美雨
Takagi Masakatsu + Miu Sakaoto
「'sorato - for AU Design Project'」(2007年の作品)
↓
【パクリ】佐野研二郎デザイン
http://
鶴岡シルク株式会社ブランド
「kibiso」ロゴマーク(2010年の作品)
豪快にでてきた。Pinterestを8/1より以前に佐野が使いまくってることをGoogle先生が教えてくれたわ。
読ませていただきましたが、ほんと佐野は今まで築き上げた日本の信用をガッタガタにした、下衆の極みですね。
つや姫のパッケージなんかはどう見てもベトナム辺りの土産物屋で売ってるTシャツかトートバックのパクリにしか見えませんね。
純丘曜彰 教授博士
大阪芸術大学 芸術学部 芸術計画学科 哲学教授
http://
四頁ありますが、全文読んでご損はありません。
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/ネット上の著作権の剽窃に関する管轄国については、国際規定が無く、世界中の裁判所で総当たりになってしまう危険性さえもある。これまでの狭い村社会のなれ合いに染まり切ってしまっている日本の企業やアーティストは、剽窃を疑われることで、考えている以上の桁外れの訴訟の費用と手間、莫大な懲罰的賠償金と、過酷な刑事的厳重罰にさらされてしまうリスクをもっと自覚すべきだ。/
〜〜〜中略〜〜〜
これまで日本は、こと著作権に関して、狭い村社会の中のなあなあでやってきた。しかし、諸外国や関連他分野の専門家を交えず、国内の著作者仲間だけで互いに順送りで賞を出し合っている、などというのは、誰の目にもまったくの茶番だ。また、国内法、せいぜい米国法しか理解していない著作権の専門弁護士の助言も、広い多様な世界では、まったく役に立たない。いくら商標をウィーン図形分類などでチェックしたとしても、菊の御紋章や葬儀の鯨幕などのように、「商標」ですらない、文化的禁忌の図柄は世界中にいくらでもある。ネットを通じ、日本の企業や日本のアーティストが世界と関わらざるをえない以上、世界の厳しさと向き合い、みずから律し、その独創性を世界とともに真剣に切磋琢磨していく姿勢が、いま日本に問われている。
あと、佐の擁護派の論理が奇妙過ぎて、常識人にはさっぱりわからん、 というカオスも出現しております。
→珍妙な論理に、「バカの一つ覚えの「法的」には問題ない、というのを絡めてきて、
あたかも正当性があるかのように説きますので、バカの上塗りなんですが(笑。
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ベルギーで裁判が起こされているのに、日本の法律を持ちだしても意味がないんですけどね(笑。