一昨年九月の「平成２５年第３回矢巾町議会定例会」議事録より
１）剣道場の鍵が見つからず、担任の教師は
根拠なく、生徒を非難・罵倒した。
２）その後、鍵は顧問の教師が所持しており、「全くの濡れ衣である」のが
判明した。
→矢巾町は、この手のクソ教師が蔓延している可能性が大。
議事録：
http://www.town.yahaba.iwate.jp/field_information/gyousei/link/gikai/H25_t03all.pdf
P146〜148
-------------------------
〇４番（山��道夫議員） この問題は、本当であれば一般質問で取り上げるようなものでは
- 146 -
ないというふうに思っておりましたけれども、実は町内の中学校に通う生徒の保護者から
担任の先生による言葉の暴力によって、その子どもさんが精神的に動揺し、大変落ち込ん
でいるというお話を聞き、その内容を書いたものを見せていただきました。最初は信じら
れませんでしたが、しかし読んでいるうちに怒りが込み上げてきました。そして、同時に
大変悲しくなりました。町内の学校にこのような非人間的な言葉を浴びせる教師失格と言
わなければならない先生がいること自体許せないと思ったから一般質問で取り上げざるを
得ない状況にございます。何点かご紹介をいたします。
これは、剣道場の鍵を紛失したことに端を発しているというふうにお聞きをしておりま
す。担任の先生は、本当にそのお子さんが鍵をなくしたかわからないまま、もうおまえが
なくしたのだということを決めつけて大変な言葉の暴力を浴びせております。例えば頭が
おかしいのではないのか、もう一人の友だちを前にして、友だちの縁を切ったらどうです
か、病院に行ったらどうですか、普通の学校にいられないのではないですか、転校の手続
をしたらどうですか、あなたは将来犯罪者になるのではないですか、そういううそをつい
ているから話が進まないのだ、うそをつくな、本当に転校したらいいのではないですか、
このような大変な言葉を浴びせております。
そして、さらに追い打ちをかけるように涙を流すその生徒に対し、その涙は自分のうそ
が崩れていくのが嫌な涙かと、死ぬほど探してこい、探しているところを見ていない、散
歩みたいに探していたのではないのか、鍵をなくすようでは普通の学校にはいられないで
すね。友だちに対しても、その場でその友だちに対し縁を切れ、友だちをやめろ、鍵をな
くしたことで大人にも校長にも親にも迷惑をかけている。剣道場だけではなく学校全体の
鍵を変えなければならないので、そのお金を親に払ってもらうことになるから親にも迷惑
がかかるのだぞと。普通では、とても考えられないことを次々とその生徒に浴びせたとい
うことでございます。
私は、このような心ない卑劣な言葉で心を傷つけられ、精神的に落ち込んでいる生徒と
担任教師と学校への不信感でいっぱいになっている保護者の気持ちを考えたとき、黙って
いられない心境になりました。人間の成長期、特にも人格が形成される過程において、最
も大切な小学校高学年から中学生にかけての時期に心を傷つけるような卑劣な言葉の数々
を平気で浴びせるような人間失格の教師など要らないと思います。
したがって、このような観点から次の再質問をいたします。心ない暴力を浴びせた教師
に対し、教育委員会としてどのような指導を行ったのか。また、当該教師の反省の態度等
- 147 -
が全く明らかになっていませんが、どのような経過になっているのか明らかにされたいと
思います。
２つ目です。このようなことがなぜ起きるのか、今回の事象をどのように分析し、どの
ように捉えているのか。特殊なケースだと捉えるのでしょうか。今後このようなことが二
度と起きないよう教育行政に今度の教訓をどう生かしていくのかお聞きをしたいと思いま
す。
３点目、今回の事象は、県教委に報告しておられるのでしょうか。また、厳正に対応す
るとしていますが、処分の内容について保護者に報告をしていただきたいと思います。
以上でございます。
〇議長（藤原義一議員） 越教育長。
〇教育長（越 秀敏君） ただいまのご質問にお答えいたします。
１点目のこれまでの状況についてでございますけれども、学校からは報告を受けており
まして、そして教育委員会といたしましても校長から何度か事情をお聞きし、またこれか
ら当該教諭からも事情を聞かなければならないと思っていたやさきでございましたが、一
般質問に出るということでございましたので、いろいろな対応を早めたり、またおそめた
りすることは、かえっていろいろな障害になると思いまして、この一般質問を受けてから
当該教師あるいは関係教諭から事情をお聞きして、そして対応をしてまいりたいというふ
うに考えております。
議員さんからご指摘あったことにつきましては、本人もほぼ同様に認めているところで
ございますので、改めておわびを申し上げる次第でございます。
２点目につきましては、私は特殊なケースだとは全く思っておりません。児童生徒は、
発達段階の途中にありますので、教師が教えるという立場にあるわけですけれども、そう
いう中で往々にして上目線というふうな形になることも多いかと思います。したがいまし
て、校長会議におきましては、教えることは教えなければなりませんが、子どもとしても
一人の人間ですので、人としての敬意を忘れてはならない。そういう意味では、大人と同
等の敬意を払っていくべきだということを校長会議で強く申し上げたところでございます。
そして、こういうケースだけではなくて、ほかにもケースがあろうかと思いますので、全
ての教職員に対して事実を話し、そしてこういうことがないようにゼロ運動を展開しよう
ということで校長会議で話し合っていったところでございます。
３つ目のことでございますが、厳正な対応につきましては、矢巾町の教育委員会で対応
- 148 -
するのか、県教委で対応するのかにつきましては、当該教師からの面談が明らかになった
時点で県費負担教職員でございますので、懲戒処分の標準事例等出されておりますので、
それに伴いまして県教委ともいろいろ意見交換をしながらその対応を決めてまいりたいと
いうふうに考えております。
なお、さまざまな処分があるわけでございますけれども、大変申しわけないとは思いま
すが、公式的に被害者、保護者に対してこういう処分でしたということは、なかなか申し
上げられないところでございますので、保護者に対しましては、私のほうでいろいろお話
を申し上げたいというふうに考えているところでございます。
以上、お答えといたします。
〇議長（藤原義一議員） ほかにありますか。
山��道夫議員。
〇４番（山��道夫議員） 今のお話を聞きますと、今後しっかりと対応してくれるというこ
とでございますので、それを信じて今後の対応を待ちたいというふうに思います。
ちなみに鍵は顧問の先生が持っていたということで全くのぬれぎぬだったということが
後日判明しました。顧問の先生２人は、本人に対し涙ながらに謝罪をしたということでご
ざいます。そのことをつけ加えて終わりたいと思います。ありがとうございました。
〇議長（藤原義一議員） 以上で４番、山��道夫議員の質問を終わります。
ログインしてコメントを確認・投稿する