肝醤油はいいね

今日は仕事上がりに職場の同僚と皇居の周りを走って、その後に飲む計画があった。
しかし仕事が終わらない　とか　体調不良　などのメンバーがいて、結果としては走りも飲みも延期となった。

しょうがない。
そういうこともある。

かもしれないが、延期は初めてだ。
これまではそういうメンバーがいても開催していたが、今日は離脱メンバーが多すぎた。
私を含め、体調がやばいメンバーは多い。
多少というか各部位の故障を抱えているのだ。

私も腰、膝、ふとももに爆弾を抱えながら走っている。
先週も、爆弾が炸裂したがトシなのでしょうがない。
それでも走ることに意義がある。

今日はイベントは延期されたが、私の「今日は飲み」という意識は延期されていないので、一人で飲んだ。
自宅近所の魚介割烹に行く。
間髪入れずに「熱燗ね。それとカワハギ」

この季節はカワハギの刺身を肝醤油（カワハギの肝臓をみじん切りにして醤油で和えたもの）で頂くのがいい。

今年初のカワハギだ。
淡白な身はそれだけでも十分うまい。
肝醤油は控えめに浸す。
肝の濃厚なうまみが身の繊細な旨味を消してしまうからだ。

カワハギの刺身を食べ終わっても肝醤油は結構残っている。
次の手は考えてある。
「おにぎり頂戴。具は入れないで」

単なるご飯の塊をゲットして、目の前にあるバーナーを拝借しあぶる。
表面に焼き色を付けてから肝醤油を塗り、数秒だけあぶる。

旨い。思った通りだ。
カワハギの繊細な旨味・・・　など吹っ飛んでしまうような、濃厚な肝の旨味だ。
醤油の香ばしさと肝の濃厚な旨味がご飯に合わないわけがない。

熱燗を3合ばかり飲んだが、今日はよかった。