ネタバレ無し感想。
海の兄弟、信仰の光で全体ストーリーが大きく動き出したところでの白箱シリーズ最終話となるマダム。
ストーリーについてはネタバレしかならないので語れませんが、ボブのことをなんだかんだで気に入ってる自分に気づかされました。
さて、今回は仮面の下をブラッシュアップしたような器交換システム。
器自体がフラグとなるので、単純にステータスで選ぶわけにはいかないところがピリリと効いていてきます。
また器制約にともなうXXXシステムのせいで、ロケーションのパノラマ展開のたびに、そこに描かれてる顔を確認して笑いが上がってました。
しかしどうにもその器の制約がきつすぎて、捨て周回を作らざる得ないのが欠点。
まあ、面白さとのトレードオフかもしれませんが。
問題作と言われる所以はそこかもしれません。
そもそもストーリー上の都合で周回前提であり、これまでの出来るだけ少ないランでクリアするという条件が根底から覆っているのが問題かも。
一応、ミッション失敗カードで失敗し続けるとやばい感は出してくれてるのですが、シナリオギミック上、器に縛られるので、この周回はもう駄目だになりがち。
それでもあきらめずに次につながる行動をとっていると実は…、なのですが、今までのタイムストーリーズをやってるとそこは気づかないんだよなあっていう。
（それにしてもローラは癒し）
全体的に今回はリドルではなくパズルゲームチックでした。
というわけでそういうのが得意な人は活躍できるやつです。
逆にパズルゲームに興味ない人は得意な人が解いてしまい、？？？で終わってる感じです。
まあ、リドルでもそういうところはあるわけですが。
それにしてもボリューミーでした。
おそらくカード枚数を減らすために「〇〇をしたらカードを逆さにして読む」が多様されていたのでしょう。
そのため、普段の倍くらい容量があったんではないでしょうか？
ただこの逆さにして読むシステム。
どうしても目に入ってしまうんで、「ああ、文章だから無視していいや」とか思えちゃうのが問題ですね。
でも文章ちゃんと読まないと今回のバックボーンわかりにくいし。
まあ、とにかく、評判通りの問題作でした。
ボリューム大、パズルが多い、話の流れを細かく追う必要があると脳みそが疲れ切りました。
ボクは楽しめましたが、プレイのめぐりによってはダレてしまってつまらなく感じるかもです。
続きは日本語訳してくれるのかな？
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