練習は裏切ることもある（冷凍ギョーザは手抜きに通じる間違い）

■張本勲氏、巨人・桑田真澄コーチの理論に怒り　「科学的なら東大生が全部上手くなる」
(しらべぇ - 01月17日 11:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=6379676

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あくまでも桑田氏の発言を極力下降せずに意見を考えるべきだ。

確認すると
「たくさん投げて走る時代ではないので。わからなかったことがスポーツ医科学の発展で解明されてきてますのでね、それを活用しながら、上手くなってほしい。早く上手くなって、野球を楽しんで、そして一軍でも活躍してもらいたいなと思います」
とのこと。

対して張本氏「まあ結果によるでしょう。ただ気に入らないのはね、『たくさん走って、たくさん投げる時代ではない』？　何を言っとるか。そんなこと言っちゃダメだよ、練習は徹底的にさせきゃダメだよ」と桑田コーチにダメ出し。
関口が「科学的にやりたいって言ってますよ」と話すと、「ハッハハ。まあそれは結果を見ましょうよ。科学的にやるなら東大生が全部上手くなるわ」と斬った。

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桑田氏の真意を極力くみ取って補強する。2か所だけ言葉足らずがあるようだ。

「たくさん投げて走る（だけの）時代ではないので。（昔は）わからなかったことがスポーツ医科学の発展で解明されてきてますのでね、それを活用しながら、上手くなってほしい。早く上手くなって、野球を楽しんで、そして一軍でも活躍してもらいたいなと思います」

つまり「練習を全否定してるわけではない」「そのうえで昔の最善と今の最善は変わってきていて、今わかっている最善の方法を用いたい」というところか。決して練習を全否定してるわけではないし、科学的な方法でしかやらない」と言ってるわけではなかろうから、張本氏の指摘は的外れな感じになっている。

一生懸命の努力の結果、手間がかかるわけだが、「手間を厭わない」というのが正しい因果関係の順序である。「手間をかけるのが正義」とか言い出すと、やれ冷凍ギョーザは手抜きだとか無痛分娩では子供に愛情が持てないだとかのおかしな論理が出てくる。