mixiユーザー(id:7016667)

2020年09月20日19:43

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裁判調停の先攻後攻それぞれのメリット

訴訟をする側、原告のメリットは
・戦闘開始時期(戦機)決定権
⇒勝てるという目算が立ってから仕掛けることができる
 自分の都合の良い時や相手の都合の悪い時を狙って仕掛けることが可能

・争点課題(課題)の決定権
⇒何が争点となるか?自分が解決したい課題について一定の結論を出すことができる

*自分が何をもって仕掛けるかを決められるということは、相手の反論も予測して数手先の展開をあらかじめ事前に考えておけるというのが大きい。第三者を納得させられるだけの証拠さえそろえてあれば戦闘の初期は一挙に優勢に持ち込める。3手の読みができれば十分なので将棋よりはよほどラクだと思う。


デメリットは
・立証責任を背負う
⇒主張する側として証拠や証言を集め、準備をする必要がある。攻撃側最大のデメリットだろう。訴訟沙汰における「攻撃3倍の法則」である。

一方で防御する側は相手の攻撃を否定し、致命傷を避けながら情報を収集する時間を稼ぐ必要がある。まずは遅滞行動が基本だ。攻め込まれるのを予測していれば多少の備えはできるが。

・戦う裁判所は被告の最寄となりやすい
⇒その後数回の調停や裁判となると毎回いかないといけないのが面倒くさい。兄弟間の遺産相続の争いの時は本来の敵は京都の人物だったが、本質的には味方の大阪の人物を敢えて「被告」にすることで神戸から京都に通うふりを回避するという知恵を用いたことがある。京都の人物は毎回大阪に出てこなければならず苦労したことと思う。これはちょっと自慢かな(笑)。

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