週末東京暮らし　その１令和元年自衛隊音楽祭り

結婚してから異様にクジ運の強いわが夫婦。奥さんが「自衛隊音楽祭り」「すみっコぐらし舞台挨拶付き上映会」を引き当てたのでこの土日は「東京暮らし」でした。

土曜日早朝　自衛隊音楽祭り　第一回公演
土曜日午後　大嘗祭　大嘗宮一般公開
土曜日夜　　スカイツリー？
日曜日昼　　映画「すみっコ暮らし」

という大まかなスケジュール。金曜日仕事を部下に押し付け…任せて夜のうちに移動。ネカフェで2泊というアラフィフには過酷でやんちゃな安上がりプランでした。

渋谷のネカフェは予約できていたので一泊、翌朝4時に起床して5時には音楽祭の代々木競技場の第一体育館へ。

ハナー「・・・寒い。」

昨年のディズニーと似たパターン。1番乗りでしたが並ぶ場所を間違えていました。2番手に並んだ人と仲良く会話してたので情報をもらえたので7番手になるだけですみました。さらに持ち前の運の良さその後の荷物検査への並び替えで再び1番手グループになりました。6人横隊にさせてからの一斉荷物検査だったので図らずも1番手になった次第。6番手にされた人は納得しがたいだろうなと同情しました。荷物検査も厳密にやるというよりはおそらく荷物持ち主の反応を見て行うタイプでした。効率性重視ということでしょうが。なんにせよ自衛官やお巡りさんは大変な仕事だと改めて思います。頭が下がります。

我が家では「パッシブな運の良さ」と「考えること」は私担当ですが、「積極的な情報収集」と「こまごました準備」については奥さんが担当です。
どの座席を狙うか？　「1階席より2階席最前列狙い」が良いとわかったので、図面を見ながら狙ったのが２Fの「F席」。一見、1階席やA席やB席がよさそうな響きですが、今回の演目で代々木体育館というケースては話は別で。カメラマン席の真横の最前列という好位置を確保することに成功。ただし通路の都合上、100人を超える人が席の前をと横切って行くのには仕方ないとはいえ閉口しました。

演奏は日本の陸海空の自衛隊は言うに及ばず、加えてアメリカ軍はもとより、ドイツ軍、そしてベトナム人民軍という歴史を知る人間にとっては「胸熱」なメンバーでした。

最初の国歌「君が代」の斉唱でガラにもなく背筋が伸び、米軍のU.S.Aでクスリとさせられ、陸自の千本桜でノリノリになり、空自のスターウォーズで盛り上がり。全出演部隊のボレロで空砲を身構えられたときはただ一人反応して、奥さんをかばって座席に伏せさせてしまい、周囲の失笑を買ったような気がします（笑）。警戒心が強すぎるのかもしれませんが、音楽に模した狙撃などあればシャレにならないので一応。

「希望の歌」「瑠璃色の地球」というシメは自衛隊が奏でるからこその説得力があったと思います。正午過ぎに退場、夫婦そろってご満悦状態で人混みを避けながら次なる決戦の地である「皇居」を目指しました。　続く