格下が格上相手に描く絵（ダジャレ！？）

セルジオ越後氏、ロシアW杯コロンビア戦は「10人で守れ」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5158096

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よく「相手が誰でも全力を尽くすだけ」という「模範解答」があるが。

自分が相手より格上ならばそれでよいが、相手が格上の場合は「勝つつもりのない愚か者の発言」だとみなしている。

なぜか？

自分の実力が１０、相手の実力が２０だとして。

自分が10の実力を出しても相手が11を出した時点で負けるわけだ。ゆえに「本当の最善を尽くす」とは「多少自分のペースを崩してでも相手のペースを乱し相手を9以下にする」のが第一優先であるべきなのだ。互いにセオリー通りでは奇跡が発生する確率は低いままであろう。

10人で守るというのは一つの有力な策だと思う。

「境界線に策あり」「生き残るのは強いものよりも適応したもの」というあたりで。

開始直後や終了直前。選手の交代の前後。セットプレイの切り替え時。大ピンチや大チャンスの直後。果ては自軍が「ミスをした直後！（！）」ですら緊張感を保ち、隙をつけるかどうか。

日本人が国際的な身体能力を要する競技に挑む時点で体格やパワー、リーチで不利なことは否めない。スピードや組織力、戦略や駆け引きを駆使してどうにか争点を作り出してほしい。客観的に評論するならば「厳しいのは百も承知」で。それでも日本代表には見苦しくあがいてでも負けない確率を最大限に高めるよう頑張ってほしい。