今日は当地の浄土真宗の盂蘭盆会の日である。浄土真宗ではお盆にご先祖様が浄土から帰ってくることにはなっていないので厳密にいうとお盆はない。それでお盆の期間とは別の日に信徒が集まって南無阿弥陀仏と唱えるのである。例年1000人以上が集まって巨大テントもぎっしりなのだが今年は人がほとんどいない。コロナ感染が怖いのである。阿弥陀仏もコロナに完敗である。これではお寺もお布施が激減で倒産するのではないかと心配になってくる。葬儀社も仏花があまりにも売れないのでとうとう後ろにしまってしまった。悪いこともあればいいこともあるわけでおかげでテント内は閑散としているので涼しいこと。例年のように汗みどろにならなくて済んだ。僧侶も僧衣を着ていて暑くてたまらんという風情ではなかった。人の心はこれだけげんきんであることが知れてしまいましたね。コロナ恐るべし。
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