感染患者の日間変動

　東京の場合、やれ今日は13人だ、昨日は97人だと一喜一憂しているがこれこそ当局のいい加減な検査を象徴的に表している。13人の少数にとどまったときは月曜日で前日が公的機関の検査所は休みのところが多く、翌朝から検査を始めてもPCR反応は時間がかかるので夕刻の報道陣発表の時間に間に合わない。その分この結果が翌日の結果に上乗せされて翌日は異常高値となる。
また、定時退社の期間もあるようで定時退社の日は検査が定時に終わるので報道陣発表時には
当日の検査結果が確定している。また一日の検査上限が決まっている（150ぐらいだったかな）ので
100近く陽性がでれば陽性患者が飽和近くに向かっているから非検査感染者を加えるとどのくらい巨大な数の感染者がいるかわからないということが容易に類推できる。このように一日一日の感染者の増減で増えた減ったを論じるのはばかげている。そういう変動要因を廃し、1週間をひとまとめにして増えた減ったを論じればいい。そういうまとめでいれば東京はまさに患者が激増している段階で
この期に及んでまだ都市封鎖をしない奴はほんまにバカ者だ。