毎日60人以上の感染者が出る町は封鎖して当然

　いったい総理と知事は何を考えているのだろうか。感染源になっている夜の街の事業者を守るためなら名指しなどしないはずである。若者の傍若無人の遊びを糾弾するとしてもだ。また、学校の再開については判断がつかなくなったから自治体に任せるといって逃げている。学校の再閉鎖と都市封鎖が重なると経済がいったん死んでしまうというのはよくわかる。しかしそれをしないと日本はコロナ禍から逃れられないのではないだろうか。ここでもういちど二人に聞きたい。一番恐れているのは何かと。封鎖を怠り志村けん氏のように高齢者がバタバタと死ぬことは平気なようだ。では何を恐れて封鎖をしないのか。経済の凋落か。それは特別予算で補てんするといっているのでそれでもないな。それでどうしても行きつくのはコロナ蔓延という風評被害でオリンピックが死にそうになることではなかろうか。誰のため？アスリートのため？それもあるだろう。しかし一番におってくるのはオリンピックを開催することで得られるであろう利権を失うことのように思えてならない。一刻の政治家がそんなことにとらわれて国政を動かすことがないよう願ってやまない。杞憂であってほしい。