おっとっと

　去年、古希を迎えて本を書き始めたことはお知らせしていたかと思います。友達だけに興味を持ってもらうのではなくゆくゆくは何かの賞を取りたいと無謀ながら大胆な野心を持って臨んでおりました。まずは財力がないので自費出版で少数発行しその作品の中から自費出版文化賞を狙う作戦です。年も行っているので大賞受賞ではなくせめて入選できないかと思って審査結果をひたすら待ちわびておりました。審査は一次審査、二次審査と進み二次審査をクリアすれば入選が確定します。
何も連絡ない場合は二次審査までで落選ということのようです。二次審査結果は今年の７月には出て通過者には連絡が行くことになっていましたが待てど暮らせどなんの連絡もなく、あえなく落選かと暗い気持ちになっていました。そして最近審査が終了し大賞などすべて決定し表彰式が行われるという連絡をいただきました。宛先は応募した人全員とあります。士気を盛り上げるため全員を招待と受け止めましたが何の連絡もなくこういうことの場合自作は箸にも棒にもかからない駄作と審査員の先生方の目に移ったことが想定され切なさが半端ないので欠席の返事を書こうとしていたところまた連絡が来て一次審査パスの人の著作も展示されるということで私の作品のどれだかわかりませんが一部が一次審査を通っていることがわかりました。表彰式会場に展示されているのであれば表彰対象ではなくても欠席するわけにはいきません。それに一応私の作品に目を止めてくれたわけなので私の無念は晴れましたしもっと良い作品を作ろうという気にもなります。それにしても情報が少なすぎてどの作品なのかすらわかりませんのでこのあたりはいくら守秘義務優先と言っても改善してほしいと思いました。