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2020年05月31日23:48

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【天文】出来の悪いレンズ

★ウチの館もついに6月から開館。そのため世間から遅れて、明日・明後日が休み。やっと日常が戻ってきた(笑)。

★先週は館内の感染症対策を色々と準備してなんだかんだ忙しかった。天候もずっと不順だったが、そんな中、28日の晩だけはなんとか晴れ間があったので、いったん帰ってから月が沈んだ23時過ぎにまた出撃して、久しぶりに撮影できたのがこの2枚。


フォト

M24。いて座の天の川の真っただ中、一段と濃くなった一角(写真中央の明るい固まり)についたメシエ番号で、一応星団として扱われてはいるが、天の川の一部という方が的を得ている。空のいいところだと肉眼でも見え、「スタークラウド」と呼ばれてもいる。写真に撮った姿から「バンビの横顔」と呼ぶ人も。見えます?…私には「お茶の水博士の横顔」にも見えるんですが…(笑)。


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こちらも夏の天の川のただ中、へびつかい座の一角にある「パイプ星雲」。こちらは天の川の光を背景に、暗黒星雲がパイプの影絵を浮かび上がらせている、というわけ。

★どちらも割といい出来で満足。実はこの二つの天体はかなり大きいので、望遠鏡でははみ出してしまって撮れない。これは135mmの軽望遠レンズで撮ったもの。天にはこういうものもけっこうあるんっすよ。


フォト

しかしこの135mm…ニッコールF2.8の古〜いレンズなのだが、実はレンズとしての出来が悪く、使いづらくて困っていた。色収差がひどくてピントの山が分からないし、何とか合わせても星像そのものが甘くてすっきりしない。こりゃちょっと使い物にならんな、ということで出番はほぼない代物なのだが、今書いたようにこのくらいの焦点距離でないとちょうどよく撮れないものもあるので、そういう時にしょうがなく使っていた。

★だがこの間、久しぶりにコレを出してM44を撮ってみた時、あることに気がついた。解放Fや一段絞ったF4では使い物にならない像が、思い切ってもう一段、F5.6まで絞って慎重にピント出しをすると、まあなんとか見れるレベルにはなるのだ。せっかくの明るいFを使えないのはもったいないが、背に腹は代えられない(笑)。これで使ってみることにしたのだった。

★そしてそういう使い方をする、と最初から決めて撮ったのが今回の写真。ピクセル等倍で見ると画面の隅の色ずれや赤にじみはまだ残っているが、こうして小さくした画像ではほぼほぼ問題ない…ていうか、割といけてるじゃん、コレ(笑)。

★…というわけでこのレンズも、使いどころは選ぶけれども一応スタメン復帰。野球でいうと、ひょろひょろだけどクセ球で、左バッターだけはなんとか打ち取れる年季の入ったおっさん投手って感じだろうか(笑)。
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