２１４４号　【安倍総理の上げ底チェック！】山本太郎 二次補正予算もしっかり皆で注視しますよ。１１７兆円(真水３２兆円)のからくりを見抜きましたが、それだけでなく京都大学の藤井聡さんの意見も紹介します。

今がますます幸せだと気がツクには２１４４号
【安倍総理の上げ底チェック！】れいわ新選組代表 山本太郎 二次補正予算もしっかり皆で注視しますよ。１１７兆円(真水３２兆円)のからくりを見抜きましたが、それだけでなく京都大学の藤井聡さんの意見も紹介します。
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令和２年(２０２０年)５月２８日
【安倍総理の上げ底チェック！】れいわ新選組代表 山本太郎 #二次補正予算 #事業規模 #安倍首相

https://www.youtube.com/watch?v=d1W0THSi8pY

ユーチューブの動画見ました。

今回のれいわ新選組の山本太郎さんの動画は
安部首相の総理記者会見　
二次補正予算に対してのものですが
冒頭の山本太郎の言葉は
「また君がウソをついた」
で始まりました

それは、安部首相のドヤ顔で言った
「二次補正予算、先般の補正予算と合わせ、事業規模は２００兆円を超えるものとなります。」
「GDPの４割に上る空前絶後の規模、世界最大の対策によって、この１００年に１度の危機から日本経済を守り抜きます」
という言葉の中にあるのですが
山本太郎さんは、こんな事を平気で言うのですねと
呆れていました

それで、山本太郎さんは、安部首相の記者会見の
「空前絶後の規模」「世界最大の対策です」「事業規模は２００兆円を超える対策」
という言葉を並べると
山本太郎さんは「だまされちゃいけない」と言いました

というのも、前回の補正予算は、事業規模で１１７兆円と言いましたが、
その中で、真水と言われるものは２５・６兆円しかなかったからです

何故なら、事業規模とはGDPを間接的に増やすかもしれない対策で
確実性はないからです

それが、納税、社会保険料納入猶予学２６兆円
※猶予分は、後で祓わなければならない
民間支出額、４２・７兆円
※民間支出は、政府ではなく、民間はこれぐらい出すだろうというもので
出さないかもしれないないものなんです

要するに、お金を貸してやる、(後で返せよ)
税金待ってやるよ(後でガッツリ徴収すっからよ)
民間支出(民間もこれくらい金使うだろう)
というもので、真水というもの
GDPを確実に直接増やす効果のある対策は２５・６兆円しかないというわけです

なので、山本太郎さんは、二次補正予算では
同じ手法に騙されないで
空前絶後のドケチ規模
世界指折りのケコさ
真水のショボさを事業規模で勘違いさせていると警告をしてくれたのです

しかもそれを、ここは笑いましたが
山本太郎さんは、アンパンなのに、まったくあんこがなくて、
どこにあんこがあるのと言うパンの画像を見せて説明してくれたのです

また、それで、肝心な今回の二次補正予算ですが
記者会見で、安部首相が発表したので
それを山本太郎さんが、早速、実際の予算規模のけちっぷりがどれぐらいのものか
総理の上げ底をチェックすると
二次補正予算も1次と同程度の117兆円で
一般会計の歳出総額は、３１・9兆円(真水)となります

それで、山本太郎さんは、１次と２次の合計補正予算は、２３４兆円
安部首相のいうように、GDPで言えば、４２％になりますが
真水は、１次２５兆円、２次３２兆円
合計５７兆円、GDPの１割しかないというわけです

なので、山本太郎さんは、これでは足りないよ
もっと出せよと言いましたが、俺もそう思います

だって、山本太郎さんは、外国の例は出しませんでしたが
米国は、GDP2000兆円に対して700兆円以上準備していますから、割合で言えば35％以上。
しかも、状況次第では今後も無制限に出すと言っていますから、規模は全然違い過ぎますし
ヨーロッパも同じです
諸外国に比べて、日本は圧倒的に少なすぎるのです

とまあ、ここで本来なら、山本太郎さんの動画は終わるはずでしたが
ここまでに２回、実は、山本太郎さんは登場していて
それを編集して合わせている所が、今回の動画の面白いところなんですが
「ああーちょって待って下さい」で今度は、私服姿で山本太郎さんは登場しました
何でも新情報が入ったというのです

というのが、真水約３２兆円の中身をチェックした京都大学の藤井聡 先生によると
「真水の中にも「上げ底」となる可能性が存在すると言うご指摘」

「この３２兆円の中身を見ますと、しっかりとした執行を目指せば３２兆円全額真水として活用可能なものなんですが、逆に予算執行をしないでおこうとすれば、わずか１０兆円しか真水が出ないという中身になっているそうです」

と山本太郎さんは、藤井聡 先生が、ツイターに書いているものを紹介してくれると
それを詳しく
「そもそもこの３２兆円は、大きく分けて３つのパートに分かれています。第一パートは、いわゆる通常の「真水」これは適正に執行されれば、日本国内のマーケットに注入されます」

「第二パートが、約１２兆円の「企業の資金繰り支援」これは融資、投資の部類で、「貸し付け」分に相当します。したがって、これを通常に運用すれば、単に貸し付けるだけで「後で返せ」という話になり、結局資金が注入されたことにはなりません」

「しかもこれから貸し付け業務をしっかりやらなければ、殆ど貸し付けることなく終わってしまうことも可能です」

要するに、俺なりに解釈すると、これを本当に困っている赤字企業に、
「劣後ローン」と言う返済を必ずしも強要しないタイプで行ったら、
真水になりますが、政府が、そんな気がなかったら、
不適切に運用すれば、「真水０円」にしかならないという事ですが
たぶん、今の政府の姿勢では、赤字企業を救うつもりもないので
やろうとした感だけで、真水にはならないという事なんだと思うのです

と同時に、藤井聡 さんは、「「最後の第3パートは、「予備費」で、これも１０兆円ですが、これについては、支出項目が確定していないもので、これから柔軟な判断に基づいて主出していくものです」

と説明してくれましたが
これも、財務省の御用学者さんからは「予備点については、財政再建の視点から「使い切るな」と言う恐るべき主張をしているそうで
最悪「０円」ということになるそうです

これには、やすがに驚きましたが、マスコミは、今度は真水３２兆円なんて盛り上げようとしていますが、こんなからくりあったのですね

そうなったら、もう漫画ですね
つくづく、大切なことはお金ではなく意志
米国のトランプ大統領のような、リーダーとしての意志
国民を、企業を救いたい
一人も自殺させない
一社も倒産させないという意志が大切だと思いました

でも、日本にも山本太郎さんがいます
その山本太郎に、こんな形でネットに流されたら
ある程度は、財務省も、安部政権も出さないといけないし
いろんな経済評論家の人達の意見も、こんな形でネットに流されたら
たまりませんね

真水にも上げ底
山本太郎さんの言うように
皆でしっかり注視していきたいと思います


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