ワクチン開発には、通常10〜15年かかる。
それを、短期間で開発するため、猛烈な競争&仕事が行われた。
BBCとCNNの共同制作番組。
抗体反応を作るワクチンは技術の問題だが、臨床試験が非常に際どい。個人的にもどうなっているんだろ?と疑問を持っていた。
治験ボランティアに対して、ある意味、人体実験になる。
第一層臨床では、45人。1カ月たって害毒が無いことを確認。
治験ボランティア入院した事例があり、中断。
ワクチンと関係無いことが分かったので再開。
オーストラリアのワクチン開発は、政府が1000億円レベルの事前契約をしたが、
臨床試験で、HIV擬陽性反応が出る場合があり、開発中止。
実際にHIVに罹患するわけでは無いが、ワクチン打ってHIV擬陽性では無理との判断。
第三層臨床試験では、
ファイザーの治験ボランティアで170人の感染者がでた。
感染者の95%がプラセボワクチン接種。
これで、ワクチンの有効性が95%となる。
モデルナは、95人の感染者が出た段階で確認。
内プラセボ90人。94.5%の有効性。
中国の開発状況もちらっと出てきたが、具体的な数字などは一切出て来ない。
中国国内では、感染が抑え込まれたので治験できず、海外で治験した。
経緯や数字は、発表されないようだ。治験は継続中とのこと。
アストラゼネカワクチンは、血栓の事例が出て問題になった。
J&Jのワクチンは、2000万人接種で19人の死者が出たそうだ。
まことにワクチンの開発は、大変なものだ。と改めて分かった。
2000万人で19人の死亡。
個人的には、この程度の確率なら、喜んで注射したい。
若かったら摂取しないかもしれない。
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