渋沢栄一が世のブームなので城山三郎の「勇気堂々」を再度読もうか。と考えていましたが、本屋に行くと別の本が眼に入りました。
タイトル:渋沢栄一「100の訓言」は栄一の玄孫がまとめた本です。
そもそも「玄孫」の漢字が読めなかった(笑)けど、そういう年代なのですね。
著者は、ほとんどアメリカで育ち、現在は起業しています。
その中から自分が重視して、いくらかでも実践してきたこと。
1,心を常に楽しもう。
2,欲が無い人はダメ。
3,信じていないことは口に出すな。
4,自分で箸を持て。
(自分が食べたいモノは、自分で箸を持って食べなければ、誰も食べ物を口に運んでくれません。自分がやれと言うこと。)
5,順境も逆境も自分が作り出すものである。
6,短所を直すより、長所を伸ばそう。
7,格差が無い社会は元気が無い社会だ。
8,優れた人格とお金儲けは、立派に両立する。
9,ビジネスを育てるには道徳という根を固めろ。
10,人間は物欲の奴隷になりやすい。
11,義は大切だが、利を度外視してはならない。
◎「富を永続させよう。」
今回、発見した言葉です。子供たち、子孫の今後を考えると、今後の最大の課題。
渋沢栄一なら、人類全体に対しての言葉かもしれません。
渋沢栄一の玄孫の著書を見ると、立派に後を継いでいます。
日本では、実業家は後を継ぐのが難しい。
有形資産は相続税で消え、残るのは親の教育・思想が主体になります。
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