mixiユーザー(id:689360)

2020年05月12日13:03

72 view

集団免疫作戦のスウェーデン。

「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に
Sweden's Coronavirus Death Rate Nearly Double That of U.S
2020年5月1日(金)16時25分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/05/post-93307.php

マスコミなどの騒ぎによると、スウェーデンでは、感染拡大で大変な死亡とか書かれています。


でも、あるブログによると、
■スウェーデンと集団免疫
新型コロナに関しては、ほとんどの国で感染拡大を防ごうと外出禁止のような厳しい規制をかけている中、手洗いを奨励したり、高齢者との接触を抑止する程度で、厳しい規制をかけていないのがスウェーデンです。「スウェーデン、集団免疫に見通し」(共同通信)によれば、「同国首都では今後数週間以内に「集団免疫」を獲得できる、との見通し」が示され、スウェーデン政府の感染対策リーダーであるアンデシュ・テグネル氏によれば「ストックホルムでは既に25%が感染して免疫を獲得したとの見解が表明」されました。
※2020/5/10重要な追記。コメント(2020/05/09 21:58)で教えていただきましたが、この「25%」という感染率は、PCR検査や抗体検査の標本調査などを行ったものではなく、数理モデルによる予測値とのことです。この研究によれば、ストックホルムでは感染のピークは4月中旬にあらわれ、5月には落ち着き始めると予測されています。行政が、このような予測値を公式の発表とすることは驚きです。地域別に確認されている感染者数はこちらで参照でき、5/8時点の情報としてストックホルムの感染者数は9227人(全体の36.5%)です。スウェーデン全体の死者数(現在3220人)と致死率などから逆算すると、ストックホルムでの感染率が予測値通りに進行している可能性は否定できないものの、発表された感染率が標本調査のような結果でないことはご留意ください。

スウェーデンの人口は1022万人で現在確認されている感染者数は19621人(4月28日時点)ですが、人口96万人のストックホルムで25%が感染しているということは感染者数は最低でも24万人ということになり、まったく感染者の実態を追跡できていなかったということになります。NHK「おはよう日本」では「他の国のような感染の爆発的拡大は起きていません」と伝えていましたが(NHKプラスで見逃し視聴できます、48:08〜)、とっくに感染が広がっていたということです。
※どのような検査による判断なのか分からないですし、そもそも抗体を持っても免疫を獲得できるとは限らないという指摘もありますが、その点は脇に置いておきます。

これは悲報ではありません。感染者が多いのに死者数が少ないのであれば、結果として致死率が下がるため、それほど怖がる必要がなくなるかもしれないということだからです。集団免疫を獲得するまでの「今後数週間」が具体的にどれくらいの期間なのかは分からないですが、スウェーデンの感染者数は1カ月前には3447人(3月28日時点)であり、この1カ月で5倍以上に急増したことを思うと、集団免疫を獲得する感染者率が50%(※)だとしても、それほど時間はかからないのかもしれません。
※フランスの原子力空母では乗組員2300人のうち半数が陽性反応が出たことが報じられています。


■年齢と死者数
スウェーデンの死者に関する年齢別データがこちらで参照できます。現時点の死者は20代が5人、30代が8人、40代が25人、50代が81人、60代が185人、70代が549人、80代が938人、90代が564人、計2355人となっています。70代以上が87%を占めており、やはり高齢者にとってハイリスクな感染症であることがわかります。
もともとスウェーデンは寝たきりになってまでの介護をせず、自分で食事ができなければそれまでという国で、延命治療もされません。worldometerによれば「感染終了(CLOSED CASES)」の3360人のうち、「回復(Recovered)/退院(Discharged)」が1005人(30%)に対して、「死亡(Deaths)」が2355人(70%)と非常に高い割合です。感染者全体に対する「重症(Serious)/重篤(Critical)」の割合は決して高くないのですが(現時点で3%)、高齢者に対しては積極的な治療が行われていないということかもしれません。今のところスウェーデンで医療崩壊しているような報道はありません。

スウェーデンの状況をブログに書かれているglobaljourneyさんによれば、そもそも「慢性閉塞性肺疾患やBMIが40以上の人、中毒患者、ペースメーカー利用者など、1つまたは複数の深刻な全身性疾患のある患者には、集中治療室での治療を施すべきではないというガイドライン」が出されているそうです。日本では考えにくいことですが、重症化しやすい(あるいは救命しにくい)人を積極的に治療をしないことは医療崩壊対策になりそうです。
引用元
https://blogs.itmedia.co.jp/mohno/2020/04/covid19sweden.html

どちらが良いか?
小さい国では、かえって自由がありそうです。
5 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年05月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31