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2020年02月04日09:37

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indigo la End ONEMAN HALL TOUR 2019-2020「心実」 朱の音 in 中野サンプラザホール〜1月30日(木)〜

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ひたすらにストイック@indigo la End ONEMAN HALL TOUR 2019-2020「心実」 朱の音 in 中野サンプラザホール〜1月30日(木)〜。





父「明日は誰のライブだ?」

私「ゲスの極み乙女。の川谷さん知ってる?」

父「知ってる。」

私「その川谷さんの他のバンド。」


それが昨日の親子会話である。





去年の秋にindigo la Endのニューアルバム「濡れゆく私小説」が発売された。
その週にスピッツの「見っけ」、Coccoの「スターシャンク」も発売されて購入したわけだが

3枚とも完成度が高すぎて

私は聴いた時に笑い出してしまった。令和元年秋にすごいアルバムを世に出してくれたものだ。
12月にそのアルバムを引っさげてのツアーがあり、スピッツ、Coccoのライブには参戦した。
そうして令和二年になった今、私を待っているのはindigo la Endのライブである。初indigoライブである。
ゲスの極み乙女。のライブは行ったことがあったし、私はゲスもindigoも好きなので、本当は去年あった対バンライブに行きたかったのだが、チケットがとれなかったのだ。残念だ。
ちなみに春にゲスが宇都宮でライブがあるので、秘かにチケットを狙っている。





仕事の振替休暇を利用した私は半日仕事をしてから、東京へ向かった。

今日は羊の目。さんのTシャツにカーキ色ズボン、黒のダウンに黒のスニーカーだ。


中野サンプラザホールは名前は知っていたが、行くのは初めて。
芸能人の中野サンプラザが浮かんで仕方ない。
同僚や親から中野サンプラザについて聞いたり、調べた私は、中野駅北口を目指す。
中野ブロードウェイの存在を今回初めて知った。


中野駅にはデカデカと北口にサンプラザホールと書いてあった。分かりやすい。ただし駅を出るとやや分かりにくい、立体的な構造な道だ。さすが東京。
北口を出てとりあえず右方向に向かい、信号を渡ると、それっぽい建物と人だかりがすぐに見えた。時計が印象的だ。
入口にローマ字で中野サンプラザと書いてあり、ガッツポーズだ。おぉ、ここかぁ!
本当に駅から近い。徒歩5分かからない。17:40頃に到着する。電車が少し遅れてしまったのだ。




今日は1月末なのに、最高気温が16度と暖かいが、風が冷たかった。
外に待機していた人も多い。
私は物販でTシャツとラバーバンドがほしかったので中に入る。
物販は人がそこそこしかいなかった。皆さん、既に買い物を済ませたようだ。だって

タオル、ラバーバンド、TシャツM

が既に売り切れだった。


Nooooon( ̄□ ̄;)!!


仕方なく、TシャツLサイズを購入。こういう時は身長が165cmあるのがありがたい。まぁやや大きいが普段使いできる。



Tシャツは私がネットで予習したものとデザインが異なった。おや??
「通り恋」の歌詞が背面に入っている。ん???いや、素敵なので嬉しいんだがさ!!
しかも、物販向かい側の壁にアルバム「濡れゆく私小説」の写真が!?!?
え?え??え???
たまたま、電車の中で歌詞カード見返すべくアルバムを持ってきていた私…ラッキー☆と、展示写真のみで撮り、アルバムと共に撮り、Tシャツを着てまた撮る。
テンション上がるわー!!
会場入り口付近には花が飾ってあり、プレゼントBOXも置いてあった。
(ライブ後に調べたところ、中野サンプラザ限定で濡れゆく私小説展の写真展示+その時のTシャツ販売したのね!中野サンプラザライブ参戦できてラッキー♪)



さて、Tシャツをゲットした後は中野サンプラザをうろうろしていた。
近くではおそらくTwitterでindigo繋がりで知り合った方々が自己紹介していたり、盛り上がっていた。

中野サンプラザ刻印入りのどら焼きや最中が売っていたり、ウェディングドレスが飾ってあった。私は昨日父に聞くまでここがホテルとは知らなかったのだ。
そう…ホテルなので、開場までは暑く、ダウンを脱いだ。さすがホテルだ。


ところがいざ開場して階段を上り、ホールに入ると肌寒い…クーラーか?
私はトイレが近いので開演ギリギリまでホール外にいた。   




ステージにはシックな赤いカーテンがデザインチックに配置され、それを見るだけでゾクッとした。
物販辺りでは「濡れゆく私小説」のアルバムが流れていたが
開演まではSFチックなインストが流れていた。


開演は19:00だったが、19:06に照明が落ち、メンバーが登場。
スタンディングする会場。
(椅子はさすがにホテルホールなので座り心地がよい)
みんな黒の服です。川谷さんはスーツでしたが、みんなスーツというわけではなく、ただ上下黒で統一してました。
赤いカーテンをバックに薄暗い中、黒衣装のメンバーが登場。
しかも1曲目からステージには火が灯るわけです。
ステージを白っぽいライトが部分的に照らすわけです。
いやあの

かっこ良すぎ!!


もうね、歌う前からビジュアルで痺れるわけです。
私の席は19列目でキャパ2200人のここでは大体真ん中あたりの位置。
な、なんと、真っ直ぐ見ると川谷さんの姿が…。肉眼でも川谷さんと分かるわけです。


当たり席だ。


1曲目から確信に変わる。





さて、私はセトリ予習派なのだが、前奏から困惑することになる。

ん???

おかしい。1曲目が違う…ぞ。アルバム引っさげてのツアーなのに、1曲目がアルバムからじゃない。
あ、でもなんかツアー日程の中野サンプラザ2days前に「ファイナル」という意味深な文字があったな……もしや今日、セトリだいぶ変える気か!?



そんなわけで予習が役に立たず、1曲目から曲目は分からないが激しめなサウンドでドキドキしていたら

「やっぱおかしな世界だよ」

と川谷さんが言うわけです。言うわけです。
心の中で

ギャーーー!!!

ですよ。ドキッというか、ゾクッとした。
「心の実」も大好きなので聴きたかったが、みんなのツイート見るとかなり演奏がレアらしいし、めちゃくちゃかっこ良かったからGood!です!!!




2曲目が「秋雨の降り方がいじらしい」
おや?これは確か中盤だったような……やはり予習が役に立たないぞ(笑)
もうタイトルからしてセンスあるよね。いじらしい、のチョイス!



はい、ここからニューアルバムに入ってない曲ガンガンやります!←
後に川谷さんもMCで「濡れゆく私小説のアルバム曲期待していた人はごめんね。最初アルバム曲全然やらないからポカンとしたでしょ?」とかなんとか言っていたけど
本当に知らない曲だらけでビックリした。
し、そして何より

MCも煽りも一切しないでひたすらに歌いギターを奏でる川谷絵音

に、私はビックリした。



ひたすらにそれはストイックだった。 
セットの赤いカーテンのごとく、ライブに熱を預けた人達がそこにはいた。
川谷さんは激しくギターをかき鳴らした。
川谷さんの体が激しく揺れ動きながらギターを弾き、歌い続ける姿がライトに照らされ
一フレーズ一曲ごとにゾクゾクした。惚れる。惚れ直す。何度も。
知っている曲、知らない曲関係なく
私はノリノリになって拳を振ったり、しっとりと聞き惚れた。
ただindigoの世界に、川谷絵音の世界に私は陶酔した。叩き落とされたような感覚だ。
かっこいい…セクターで、かっこ良すぎる。
1曲終わるごとに一言「ありがとう。」と全て告げた川谷さん………いや本当なんなんもう。惚れるわ。



途中、ニューアルバムより数曲演奏するわけだが。
「小粋なバイバイ」の時にですね、ステージ下手側壁を見ますとね   

川谷絵音の巨大なシルエットが

映っているんですよ。
演出?光の具合かな??
私の他にも何人か気づいたらしく、皆さんぼんやりその影を眺めていました。
いや、あの、影さえ尊くてかっこ良すぎるんですが、反則技じゃないんですか?ねぇ。


indigoのライブにひたすらに浸っていた。
ライブ後半戦になっても川谷さんは某曲の歌詞を一部変えて「中野ー!」と叫んだ&間奏中に「楽しんでますか?」と一回言っただけである。
これはもはや初音ミクライブやCoccoライブの方がMCがあるといっていい。
そんな時にあのイントロが流れた…

夜汽車は走る


である。
「夜汽車は走る」……私がindigoの曲で初めて聴き、そしてハマッたきっかけになった曲でもある。
昔のアルバムの曲だ。他のライブ日にやっていなかった。
私はチケットがとれた時にやらないかな?と期待はしたけど、やらないだろうなとも思っていた…聴きたかったけど、きっと無理だろうと。
そしたらまさかの、である。
私は泣いた。拳を振りながら泣いた。途中で拳が振れなくなって、そしてまた泣いた。
今日ライブに来て良かった。本当によかった。




そしてここからの「花傘」→「通り恋」である。
ニューアルバム曲で一番好きで聴きたかった「花傘」…嗚呼、やはり素晴らしい。生で聞いても素晴らしすぎる。
そして切なさ最高潮の「通り恋」この流れが最高でした。
胸がいっぱいです。


そしてここで入る「ラッパーの涙」
ライトがピンクと水色と黄色になって、ポップな印象のステージになりました。
川谷さんのラップがよいね。「ラッパーの涙」好き。

今までギターをかき鳴らしていた川谷さんがギターを置き、マイクを持った。
動きながら歌う川谷さん、サビの部分で手をふりふりする川谷さん。その動きに合わせて会場みんなで手をふりふりする私達…。

って、川谷さん、手足なっっっが!
体、ほっっそ!!

手を振りながら川谷さんのスタイルばかり気になってしまった(笑)




「夏夜のマジック」…こちらも照明はポップなもので、ピンク色と紫色と黄色(だったかな?)に光りました。
サビでは手を開いて上に上げて弾むようなリズムで手を皆で動かしました。
おそらくこれはライブ定番なのでしょう。



さて、ここで初めて…ようやくMCが入ります。
(バンド紹介は確かこの時やアンコール物販コーナーにてやったような…?)

絵「1曲目…すごい久しぶりにやった。何年ぶりにやったのか覚えてないくらい。
indigo la Endっていうとイメージは青だと思うんだけど、今日は朱の音ということで赤をテーマにした情熱的で激しい曲をたくさん歌いました。」
「ど…どうでしたか?」(ちょっと自信なさげな言い方)

会場「(大拍手)」

絵「昔の歌詞見るとさ、めちゃくちゃで自分で見返しても何言ってるか全然分からない。
昔の曲を聴くと書いた当時どんなこと考えてたんだろうとか思い出すんだけど…曲聴いても俺が何考えて作ったんだか分からないんだよね。」

絵「indigo la Endは今年で10周年で。今はメンバーも変わってずっと一緒にやってるのは長田くんしかいなくて。
(結成当時は)若かった。なんか…尖ってた。
まだ大学生…一応卒業はしてたけど社会人にもなりきれない時で。渚にて。の頃。バイトもしてたし。」


絵「当時の方が長田くんと話していたね。いや、曲に対して言い合ったりしてたって意味で。
最近は無くなった。
今日も全く…他のメンバーとかには(会場に)入って挨拶したけど長田くんとはしてないし。」

長「おはよう。今日も頑張ろうねっ☆」

絵「いやあのさ、それ今言ってももう始まってるし、というかあと一曲だし……。」

観客「えーー!?」

絵「いやいや、今日だいぶやっていたよ?MCなしでストイックに…17曲もやったからね?」 

観客「(拍手)」

絵「ニューアルバムのツアーなのに…最初全然アルバムからやらないなって思ったでしょ?
今日のセトリは赤をテーマにしたけど、でも、「通り恋」とか「夏夜のマジック」は入れました。
だってやらなかったらみんな怒るでしょ?(笑)
でもこっからもうニューアルバムからはやらないから(笑)」

絵「初めて来た方どれくらいいる?」

私は手をあげたが、会場の…1/5以下くらいか?初めてさんは。ほとんどがリピーターだった。

絵「おぉ…こんなもんか。ありがとう。」

絵「濡れゆく私小説しか聴いてなくて、期待して来ていた人は…ごめんなさい。アルバム入ってない曲ばっかりで(笑)
最後に俺らの曲の中で1番激しい曲をやって帰ります。
indigo la Endでしたありがとう。」


そして始まった「実験前」
私は聴くのが初めてだったが、心地よい激しさに私は身も心も委ねた。
メンバーは一旦ステージから去った。


 

はい、ここで20:30である。
私のタイムリミットは21:00。なんせ明日は朝から仕事だ。アンコールは諦めていたが、セトリ予習によるとアンコールは2〜3曲………もしやこれ、全部、聴ける!?


と、皆の拍手に応えるようにメンバーがツアーグッズを身につけて来た。

川谷さんが「アンコールありがとう」と言おうとした時に、後藤さんが「大丈夫?」と重なって言ってしまい、川谷さんがなんでこのタイミングでスタンドの位置について言うんだよーとツッコむ。
そこからのアンコールである。

長「ここからはグダグダ物販コーナーですので、おかけください。」


なるほど、アンコールに見せかけた物販コーナーか。
まずはパーカー。
川谷さんがMを、後藤さんがL着用。

絵「本当は俺もL着たかったけどさ〜体格を考慮して、MとL一着ずつしかなかったからM着たんだよ。」

長「コラボ商品でーす。高いでーす。」

 

続きまして、長田さんが着ている長袖。

長「着ている人は…まぁ何人か……いるかな?」
「買ってもらえると僕らにお金が入って、それで新しい機材買えて、みんなにいい音楽を届けられますので買ってくださーい。」

絵「お金の話しないの。」

長「4500円でーす。」

絵「俺はそれパジャマに着てる。」

長「パジャマって…。」

絵「だって俺らは試作が手に入る時期がみんなと違うじゃん。3か月着たらパジャマでしょ。」



続きましてトートバッグ。
長「トートバッグでーす。それ以上の説明は特にありませーん。」←(笑)


長「(トートバッグからタオルを取り出して)これは売り切れたんでやりませーん。」

長「(トートバッグからラババンを取り出して)これも売り切れたんでやりませーん。」

長「ラババン作らないって話も出たんだけど、売れるんだよね、これ(笑)ゴムのバンドに申し訳程度にバンド名書いたやつが人気あるんですよ。」

絵「そういうこと言わない。」

長「これは俺個人の意見でバンドはまっっったく関係ない意見ですが、よくリュックにたくさんラババンつけているの、めちゃくちゃダサいと思います!」

川「そうでもないよ。つけるよ。」

長「つけてないだろ…………って、今日収録入ってました(笑)
え〜みんなに人気の、ラバーバンド紹介でした〜。」

※後日談として、次の日の長田さんTwitterにカバンにラババンをつけた写真がアップされる。


続きまして、かっさとクリーム紹介。
川谷さん毎日愛用で小顔になるとのことで、塗り塗りタイムが入ります。

この間に他メンバーのやりとりやドラムパフォーマンス入ります。


塗り塗り終わった川谷さんがステージを練り歩くと、前列の方々が「シュッとしたー!」とか「顔がちっさくなったー!」とか声をかけます。
そして川谷さんが言います。「棒読みでそう言っておけばいいっていうのが伝わるんだよ。」←(笑)



最後が傘。
なんか筒がパッカーンと開くことに驚くメンバー。知らなかったらしい。

長「傘です。UVカットにもなっています。野外バンドフェスの時も大活躍。」

絵「野外フェスだと邪魔でしょ。」

長「野球の応援でスワローズのチームにまじって、こう、広げて」←元ネタが私はいまいち分からない

絵「邪魔でしょ。意味分からないでしょ。」

長「野球の試合に是非傘を。テレビにうつったりしたらバンドの宣伝効果にはなります。」





…そこあたりで、20:57だった。曲が始まったら抜け出しにくくなってしまう。
残念だったが、私はここで離脱した。


ネタバレで見たらアンコールは「秘密の金魚」「Unpublished manuscrip」をやったようだ。

嗚呼、最後まで見たかったなぁ。 
だけどなんだかんだで21:20終了らしかったから、やはり私はあそこで離脱で正解だったと思う。
電車も遅れていたし。



明日はまたセトリを大幅に変えるようなことを行っていた。
そして後にネタバレで見たら確かに大幅に変えられていて、くぅくぅ羨ましいなぁ!二日間行きたかったなぁ!!と思った。 
indigo la End、こんなに良いとは……やはりライブはこれだからやめられない。
 

とりあえず春にゲスの極み乙女。が宇都宮でライブだ。
川谷さんの歌がまた聴きたいのでチケットゲットしたいな。

そんなことを強く思ったら夜だった。



【セットリスト】
・レナは朝を奪ったみたいだ
・秋雨の降り方がいじらしい  
・愛の逆流
・魅せ者
・悲しくなる前に
・鐘泣く命  
・はにかんでしまった夏
・小粋なバイバイ
・砂に紛れて
・想いきり
・瞳に映らない
・名もなきハッピーエンド 
・夜汽車は走る 
・花傘
・通り恋
・ラッパーの涙
・夏夜のマジック
・実験前


*アンコール*
(物販紹介)
・秘密の金魚
・Unpublished manuscript
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