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2019年12月15日21:08

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Cocco Live Tour 2019 “Star Shank” in 東京国際フォーラム Aホール〜12月13日(金)〜

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今日は、今日も、いつも、ありがとう@Cocco Live Tour 2019 “Star Shank” in 東京国際フォーラム Aホール〜12月13日(金)〜。







Coccoがニューアルバム「スターシャンク」を発売した。
ジャケットからして黒を背景にカラフルな星が散りばめられ、非常に好みなのだが
聴いてみて非常に驚いた…

めちゃくちゃ好みだなぁ、おい!!

ビックリした…最近のアルバムと毛色が違う。昔を彷彿とさせる叫びも入っている。ダークCoccoな曲が多い。
それでいて最近の、全てを包みこむような包容力の曲…表現力の高い曲がふんだんにあり、とにかく完成度が高い。高すぎるのだ。




このアルバムを引っさげてのツアーが素晴らしいものになるのは分かっていた。
アルバム特典の、ごく少人数のスペシャルライブ抽選は見事にはずれたが、東京国際フォーラムチケットはゲットできた。
ツアー前に発表されたツアーグッズは全てがかわいくてワクワクが止まらない!
先月臨時収入があったし、12月はボーナス。
というか、ライブ日がボーナス日(笑)
私は諭吉さんを使う覚悟ができていた。





そんなこんなで今日を迎えた。
私は仕事を半日したところで早退した。この日のためにとっておいた振替休日だ。
今週は色々あり…そして今日も朝から仕事で色々あり、心はグチャグチャだったので早退やっほいだ!
はっはっは〜!今日がCoccoライブでよかったー!!


ベストアルバムリリースライブTシャツを着て、カーキのズボンを履いた。
今日は寒いので黒のロングダウンに、スニーカー。
バッグには20周年ライブペンをしのばせた。



東京国際フォーラムは何度か行ったことがあるし、駅近いし、有楽町駅17:45着くらいでいっかな〜と呑気に構えていたら
ライブ前物販が17:45までと13時時点で知り、吹き出した。
ヤ、ヤバイ…Coccoのライブグッズは二回、派手なソールドアウトを体験している。
17:00には有楽町駅に着かないといかん。
予定変更し、早く出発。通院の関係でこれ以上は早く行けん。





東京国際フォーラムは行くのが4回目だが、いつ来ても大学入学式を思い出す。
初めて来た東京国際フォーラムは田舎者の母娘にはあまりにも都会的で、ランチも高かった…2人とも雰囲気に飲まれて食欲わかず、2人でシェアした。噂通り水は東京の味がした。
ファミマのロゴやクリスマスツリーがお洒落でさすが東京様、といった感じは相変わらずだが、入学式のあの日のようなかっぺ丸出しの私はもういない。
私は颯爽とAホールを目指したし、Coccoのライブお知らせの紙を見つけてはテンションが上がり、パシャる。

  

矢印に従って階段を登ると、そこにはたくさんの花が飾ってあり(ちょっと遠目で誰からかは見えない)、たくさんの人…二つの列が左右(横2人並び)にあった。
どうやら物販列らしい。

ん???

と困惑しながらとりあえず近場の列に並ぶ。お隣さんに何の列か聞いてみるか…

お隣さん「あの〜…物販列ってこちらですかね?」

向こうから聞いてきたー(笑)
しかもめちゃかわいいんだけど!
私も今聞こうと思ってて、と正直に告げ
前のお姉さんに確認したらガチャガチャ列だという。
私もお隣さんも物販>ガチャだったので、2人で別列にスッと並び直す。
待機列用の札もなく、係員の方がいても小まめに伝えない為、列に並んだもののみんな混乱していた。
そしてネットでは17:45まで物販、18:00までガチャガチャとのことだったが
想定以上の混み具合だったらしく、17:10に到着したものの、ここにいる人は開場まで物販もガチャガチャもできないとのことで、私達は待たされた。
なんということだ…早めに来たのに、売り切れそうな気しかしない………。
でも、この30分以上待ちの間、良いこともあった。
私と同じくぼっち参戦のお隣さん(若くてかわいい)としゃべりまくったのだ。
今回のアルバムヤバイ、グッズかわいすぎてヤバイ、と言い合った。

お隣さん「フリンジ聴きたいです!」

私「!!
私もフリンジが一番聞きたい!きっとやりますよね?」



お隣さん「スピッツお好きなんですね!ハチミツ好きです!」

私「ありがとうございます!」

お隣さん「MステでスピッツとCoccoが続けて出て、ヤバかったですよね!」

私「そう、そうなんですよ!ヤバかった!!Cocco、あの日2曲も歌うし衣装かわいいし、スピッツは長めに特集組まれていて神回でした!!」



お互いに話は尽きない。
どうやら話を聞くと同じ関東住みで、かつて私と同じライブにも行っていたらしく、趣味でバンドも組んでいるらしい。おぉ!

私「ちなみに、どんな曲を歌うんですか?焼け野が原?」

お隣さん「小さな町が好きで、歌います。あとは有終の美も…カウントダウンやポロメリア、絹づれもカバーしました。」


ガ、ガチだ………選曲がよろしい。Coccoファンなのが伝わる。ガチだ。素晴らしい。
私は私で昔バンドでキーボードを一回担当したことがあること(PUFFY)、栃木アイドルに詞を書いたことがあると話した。
こういった話もできるって楽しい。


待ち時間中に、アダンバレエのガチャガチャの缶バッジもくれたし、良い出会い…ご縁だ。
Coccoファンなかなか周りにいないから、こうして話せるの、めちゃくちゃ嬉しい!




さて、話しまくっていよいよ18:00に開場となった。みんなが勢いよく、階段を駆け上がる。
私とお隣さんも一緒に物販を目指す。階段上がってすぐの場所に花束BOXがあった……プレゼントBOXより先に目立つ場所に花束BOXがあるとは。色んなライブ行くが、初めて見た。



物販は大混雑していた。
どうやら既にほとんど売り切れで(うそーん!)、ジャージ、キーホルダー、カレンダー、バッグ、スマホケースしか売っていないらしい。
タオル…Tシャツ…………嗚呼、悲劇三度目。
現金とカードで列が分かれるらしいが明確な違いが分かりにくく、ごった返している。  
私とお隣さんさんは現金列に並ぶ。カレンダーとスマホケース以外を購入。ジャージはM以外売り切れなので、着れるかわからんがとりあえず購入。
多分、SNSで今回の服は大きめだと書いてあったから多分大丈夫…だろう。ダメならそれを目標に痩せよう←
(※後日着たら、着れました。仕事着にするのだ〜たーのしみ〜♪)



お隣さんはカード売り場のがグッズがまだ売り切れが少ないと挑んだらしく、完全にはぐれてしまった。
事前に連絡先を交換していてよかった。 
本当は一緒にガチャガチャもしたかったし、入場扉も同じで座席も割と近かったので最後まで一緒にいたかったが仕方ない…あまりの混雑ぶりだ。


駅や東京国際フォーラム内には飲食店がいくつかあり、物販済ませてからトイレに行ったり、ご飯をゲットする予定が大幅に来るってしまった…
開場先に売っていたサンドイッチを足早に食べ、今度はガチャガチャ列へ。
ガチャガチャ列は上り階段に回され、上れども上れども先が見えず

これ開演までに間に合わないんとちゃう!?

というところで最後尾に着いたのが18:30。
諦める人もいたが、ほとんどが私の後ろへ更に並んでいく。
係員がガチャガチャ売り切れの可能性を繰り返し伝えるが、かけるしか、ない。
まぁ前もセカオワガチャガチャがえげつない列だったがライブに間に合ったので、私はなんとかなるさ、と前向きに。
並んでいる間にセトリネタバレを検索するが、見つからない。
うーむ、私は予習するタイプだが、今回は分からないままライブか。それもまた楽しみだ。


ガチャガチャは3回やった。
スピッツのガチャガチャは機械の調子が悪かったが、今回はすんなり回せた。よかった。
この時、18:50である。開演は19:00だ。
足早にトイレを済ませ、エスカレーターで上がり、扉を開ける。
私は前から21列目だ。
キャパは5500人とのことで、どの辺りかなぁ?と思ったら、割と前の方でしかもステージセンターあたりの座席だった。
見やすい。ラッキーだ。
今日のライブは収録も入るらしく、2月にWOWOWでやるらしい。楽しみだ。
ちなみに着席したのが18:55。本当にギリギリだ。
緊張して心臓がバクバクしてきた。



会場は暗くなり、嵐の海のような音が響いた。
青白い光がステージを照らし、まずはバンドメンバーが入り、最後に我らが歌姫Coccoが姿をあらわした!!
会場中が大きな拍手に包まれる。
バンドメンバーは皆黒い服を、Coccoは真っ白で軽い布…裾や袖が歩くごとにたなびき、広がるような素敵な衣装を着ていた。嗚呼もう、好き。
ちなみにステージ中に、たくさんの花束が置いてあった。もしやこれか?ファンからもらった花束はこうして飾られるのか??




ライブはニューアルバムから「くちづけ」→「花爛」でスタート。
相変わらずなんという…迫力だ。ライブ版のアレンジが凄まじい…アルバムより、もっともっともっと………良い!
唯一無二の歌姫、Cocco。
Coccoには白や金色の光が照らされ、会場が暗いため後光がさす女神のようにさえ見えた(その後も主にCoccoを照らす光は白や金色で、赤の時もあった)。
あまりの迫力に体が動かない。一曲終わるごとに拍手したくても、それさえ体が上手く動かない。
その症状はこの後もずっと続いた。



3曲目は「強く儚い者たち」
この前Mステでも歌っていたこの代表曲は
ライブでも毎回歌うこの曲は
しかし何度聴いてもCMソングでこのサビは…と思うし
Coccoじゃないと歌えないと思う。個性だ。
この曲は緑色の照明だったね。


この後あたりに、初MCというか、シンプルに挨拶が入る。
Cocco「こんばんは…Coccoです。引き続き……歌い…ます。」


相変わらずMCになるとおどおどそわそわして、言葉を選び選び紡いで、恥ずかしそうなもどさしそうなCocco。
微笑ましくて可愛らしくて、みんなで見守る感じ。

だけど曲が始まると見守るなんてもんじゃなくて、目が離せなくなる。
君臨する彼女にひれ伏すしかないような気分になる。
歌になると、観客はCoccoの作り出す世界観やステージに容赦なく引きずり込まれる。


「Gracy Grapes」→「Being Young」と英語曲が続いた後は(日本語歌だけでなく、英語曲も完成度は凄まじい)再びMCだったかな?

メンバー紹介をキーボードの人が行う。
Coccoは合間にシャラララと音を鳴らしたり、ステージで舞うように動いたり、立ち止まる。
拍手拍手の中、Coccoの番になると拍手は更に大きくなり、みんなが「Coccoー!」「あっちゃーん!」「かわいいー!」等と叫ぶ。
それから始まるのはまさかの

「スティンガーZ」


スティンガーZ来たぁぁぁぁぁ!!


たまに、マジンガーZと私は曲目を間違えてしまうのですが(マジンガーじゃなくて、あれ、なにZだっけ、と)
しっとり歌い上げた英語曲からの、アップテンポな曲への切り替え。
世界を鮮やかに変えていく魔法のかけ方がCoccoは本当に凄まじい。
ノリノリで踊る!踊る!踊る!Cocco。
かわいいかわいいCocco。
なんといっても「やいやいやいやいやーい!!」の表現力は見事です。
私は真似するとこけるくらい、Coccoにしかあれはできません。
振り付きで、やいやい言うのがもうね、すごいの。
あと、後半にある「エル オー ブイ イー ラブリーCocco」から始まるあのくだりのcuteさよ!
かわいいよ、Cocco。
アルバム「プランC」の中でもこの曲は別格。
この曲はアルバムならではというか、普段のCoccoとはいい意味でイメージ違うので是非皆さんにも聴いてもらいたい。
Coccoの歌唱力や表現力の幅の広さを感じる一曲です。





ニューアルバムからガンガン歌い、私が特に聴きたかった「Come To Me」も歌ってくれました。
昔のCoccoの歌のような叫びがあり、生ライブではどうなるかなぁとワクワクしていましたが
ライブアレンジ版叫びがアルバムとは違った意味で凄まじかったです。
さすがCoccoさん………この叫びができる日本女性シンガーを私はCoccoしか知らない。



お次は「音速パンチ」
前奏から嬉しくなる!この曲だと催眠にかかったかのごとく体が左右に動いてしまう。好きな曲の一つです!

からの

「有終の美」
おぉぉお〜!まさか「有終の美」を歌ってくれるなんてぇぇぇ!!
生で聴くのは2回目…かな?聴いていて胸がいっぱいで泣きそうになった。




「願い叶えば」は明るい曲でCoccoに合わせて手を振ったんだが
その後に入ったMCでCoccoが「あっちゃんが手を振ったら、振らなきゃってなるよね。ごめんね。
自由に自分が楽な姿勢で楽にしてていいよ。
でもまだやるの(笑)

あっちゃんの“あ”はアイドルの“あ”!」って言ってから次の曲に入るシーンがあった。


「あっちゃんの“あ”はアイドルの“あ”!」


名言です。名言来ました。



それからまた歌った後に再びMCがあって、また「あっちゃんの“あ”はアイドルの“あ”
自分に言い聞かせているの…あと五回………あっちゃんの“あ”はアイドルの“あ”…あっちゃんの“あ”はアイドルの“あ”………」って言っていたら、観客席から「あっちゃんの“あ”はアイドルの“あ”!!」ってファンが大きな声で伝えて。

Coccoが「言わないっ!」って照れ隠しのようにぶっきらぼうに言ったのがかわいかったなぁ……!!





この後にまさかの「Raining」

「Raining」ですよ………

前奏から涙が頬をつたい、私は一曲終わるまで泣き続けました。
余談ですが、某ファンの子が歌詞になぞってみつあみモチーフを二つ(赤というよりはピンク色っぽかったかな?)バッグにつけていて、「推し曲はRainingです!」って感じだった。
ちなみに私の推し曲は「ジュゴンの見える丘(数年前から電話着信音)」でございます。
  


「Raining」でダーッと泣いた後の「樹海の糸」のイントロで私は完全にノックアウト。
「樹海の糸」………どれほど…どれほど好きか。どんなに救われたか。私は号泣した。激しく心揺さぶられた。サビが特に印象的です。




おろしていた髪を1本にしばってからCoccoが歌うのは「ドロリーナ・ジルゼ」

ドロリーナ・ジルゼきたー!!!

ニューアルバム中心にやるだろうとは覚悟していたが、まさか「ドロリーナ・ジルゼ」までセトリに入るなんて!
う、嬉しい………!!




そしてここでCoccoからMCが入ります。

「ありがとう。今日はありがとう。今日も、ありがとう。いつも、ありがとう。
“は”……か……“も”で、変わるね。言われて気づくことあるよね。
何回言っても言い足りないね。ありがとう。」


「みんなからの手紙読んで分かったよ。みんなも同じだったんだね。
みんながおかえりって言ってくれるけど、あっこもおかえりってみんなに言っていいんだね。
あっこは…勝手で、走ったり、歩いたり、隠れたり、また出てきたり、あっちこっち行ったりして、みんなに心配させちゃうね。
でもみんなも同じだったんだね。走ったり、歩いたり、隠れたり、また出てきたり、あっちこっち行ったりして、Coccoに会いたくなって、聴きたくなって、あっちこっち行きながらも生きて、ここまで来てくれたんだね。
ありがとう。
CoccoはここできちんとCoccoをやろうと思う。みんなが望むならここでみんなを待ってるよ。
“いってらっしゃい。”きっとすぐまた会えるよ。」


……私は号泣した。
Coccoが言葉を選びながらゆっくり丁寧に伝えるその心や思いにただただ号泣した。
ありがとう。Coccoをいつも私は待ってるよ。だから歌いたい時になったら、また歌ってね。

いつでも待ってるから。




そんな中歌われる「フリンジ」は…やはりアルバムより数倍の力を持っていて、弱い私を分かってくれて、寄り添ってくれるような慈悲の光を感じるような歌だった。
ニューアルバムで一番聴きたかった曲を、このMCの後に持ってくることが、どれだけ私を癒したというだろう。


最後は「海辺に咲くばらのお話」
スクリーンが上から降りてきて、花が伸びゆくように咲いていく絵(動画)が映し出され
そんな中でCoccoは他の曲以上に舞い踊り、お辞儀をした。
胸がいっぱいになる。浄化され、きれいなもので心がいっぱいにいっぱいになる。


Coccoは表現者だ。
今日はずっと歌いながら踊り、踊りながら歌い、微笑みながら歌った。
泣くのはいつも私達聴いている側だ。


最後にステージに置いてあった花をCoccoとバンドメンバーが持てるだけ持って(あまりにありすぎて持ちきれない)
去って行った。
Coccoは笑顔で次へ行ったのだ。
「ありがとう。今日は、今日も、いつも、ありがとう。Coccoも…いってらっしゃい。またどこかで。」私は心の中で伝えた。


アンコールはいつも通りなく、20:50に終わりを迎えた。





エスカレーターを降りると、ガチャガチャはまたも長蛇の列で物販は完売していた。

遠くに飾ってあったスタンドフラワーは手前側に飾られていた。
深キョンや土屋アンナさんや平原綾香さん等有名な方々の花が並ぶ中、ファン有志から贈られた花があった。
それは彩りの花とサイズ違いの星の風船で、とても愛がこもっていて、それを見て私は…1人また泣いた。

【セットリスト】
・くちづけ
・花爛
・強く儚い者たち
・Gracy Grapes
・Being young
・スティンガーZ
・夕月
・極悪マーチ
・2.24
・Come To Me
・音速パンチ
・有終の美
・暗黙情事
・願い叶えば
・Raining
・樹海の糸
・ドロリーナ・ジルゼ
・フリンジ
・海辺に咲くばらのお話
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