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2020年06月05日22:41

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拉致問題

■横田めぐみさんの父、滋さん死去 家族会の前代表87歳
(朝日新聞デジタル - 06月05日 19:28)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6109143

少し前、この拉致問題の担当局長だった田中均氏の「見えない戦争」と言う本を読んで、拉致問題の交渉の舞台裏を読んだんだけど、当時「売国奴」と呼ばれていた人の、その葛藤や苦悩を描かれていた。少なくとも本を読む限り、その当時のレッテルは違うんだろうな・・・・とは思いました。

物事の交渉事は表と裏、見えるところと見えないところ。それぞれあるんだけど、当時拉致被害者5人が帰国した時、永住帰国させた判断が正しかったのか間違っていたのか?今でも自問自答していると。

当時田中氏が反対したかのように言われていたけど、それは違う。(らしい)。本人いわく「もし永住帰国となると子供たちを取り返すのに時間がかかる。また、私の交渉ルートでは物事が動かなくなるだろう。それは覚悟してほしい」と申し上げたと。

結局、その後、日本に永住帰国した状況で交渉を続けたそうだけど相手は騙されたと激高して交渉は決裂したらしい。氏はその時の判断が間違っていたと非難したいわけではない。文末に拉致被害者をいったん北朝鮮に帰国させる結果、彼らが日本に再び戻れなくなるといリスクはあまりに大きかったとも書いている。

結局何が正しかったんだろう・・・?何をしてもダメだったのか?それともほかに方法があったのか・・・?横田さんの訃報で思い返してみました。

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