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2016年01月27日23:45

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天皇ホセ・リサールを語る

今上天皇皇后の外国訪問は各国からの招請が多数あるのだが、高齢だということもあり消化しきれていない。
国家元首が10年から20年くらいの周期で友好国に国賓として訪問するのが外交儀礼なのだが、君主が元首の国が抱える問題かもしれない。
「先の大戦の慰霊・追悼」という意義がないと外国訪問も難しい。

外国を訪問すると、あいさつでその国の歴史や文化ついて言及するのだが、フィリピンでは独立の父ホセ・リサールについて言及していたのが印象的。

ホセ・リサールはスペインの植民地下にあったフィリピンの独立運動を指導者ある。
フィリピンの北は台湾であり、日清戦争で日本が台湾を領有したことで、スペインは日本の警戒するようになったし、独立運動家らは日本の影響力に期待をよせていたようである。

結局、フィリピンのスペイン支配はキューバをめぐってアメリカ合衆国がスペインと始めた米西戦争によって終わる。フィリピンはアメリカ合衆国植民地になる。

第2次世界大戦でフィリピンが日米の激戦地になるのはそのためである。

ホセ・リサール
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%BB%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%AB
フィリピン独立革命
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E9%9D%A9%E5%91%BD

【マニラ高島博之】フィリピンを公式訪問している天皇、皇后両陛下は27日午前、首都マニラにあるマラカニアン宮殿の広場で歓迎式典に臨まれた。

アキノ大統領が両陛下を出迎え、両国の国歌を軍楽隊が演奏。天皇陛下はアキノ大統領とともに儀仗(ぎじょう)兵を閲兵した。楽団が日本の楽曲「世界の国からこんにちは」などを演奏し、両陛下は手を打ちながら聴き入った。

式典の後、宮殿内の大統領府で両陛下と大統領との会見が行われた。会見後、両陛下はフィリピン独立運動の英雄ホセ・リサールの記念碑を訪問し、供花する。同日は、太平洋戦争などで犠牲となったフィリピン人の慰霊碑「無名戦士の墓」への供花や、大統領主催の晩さん会も行われる。



両陛下、フィリピンで歓迎式典
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3823274
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