今日はベートーベンの誕生日。生誕250年です。
記念YEARなので、さまざまなコンサートや催しが企画済みだったはず。
でも新型コロナで多くが中止に。
この時期恒例の第九も、飛沫の最たる合唱付き。
合唱専用のマスクとか、アラブの人みたいに布を垂らしたマスクとか。
工夫して決行?するケースもあるようですが。
去年、魂がゆさぶられるほど感動した2台ピアノの第九も、早々中止を発表。
これは本当に残念でした。
今日は「ピアノを弾きたい」と、ずっと思っていました。
気付けば1カ月弾いていない。電子ピアノは弾いているけど。
ベートーベンを弾きたい。何がいいかな。
ずっと弾いていないと、弾くのに躊躇します。
どれだけ指が動かないか、想定内だし、驚きません。
まっすぐ帰ってきたのに、弾ける時間が少しあるのに、やっぱり躊躇しました。
でも、今日は弾こうと決めたから。
エリーゼのために? エコセーズ? さらばピアノよ?
小品もよいけれど、やっぱりソナタかな。
29と32以外は仕上げたけど、ベートーベンソナタのピークは20年前。
そのころは集中してソナタに取り組んでいました。
奥が深いので、ここ数年また、1番から勉強し直しているところ。
今は15番「田園」だけど、今日はその気分ではありません。
とっかかりはスムーズにいきたい。20番を弾いてみました。
ソナチネアルバムにも出ている、小学生でも弾ける小品のようなソナタ。
でも無駄なく実によくまとまっていて、さすがとしかいいようがありません。
20番でも、指が滑るというか、なんだか覚束ない。
次に何を弾こうか考えながら、指を動かしていました。
17番「テンペスト」 21番「ワルトシュタイン」 26番「告別」あたり?
でも結局、23番「熱情」にしました。
いわゆる普通のテンポよりずっと遅く、たどたどしく、不器用に。
初見でひろっていく時より、ひどいかも。それでも音の再現にほっとする。
あと1週間で合唱本番です。なんとか今年も機会をいただけました。
それが終わったら、またピアノを弾く習慣を取り戻したい。
別に困難ではありません。自然な生活に戻すだけ。
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