今年は年末の合唱の舞台を行なうことができるか、微妙な状況です。
来週、運営メンバーが集まって、今後を話し合います。
曲決めどころではなくなりました。
合唱は三密。完全にコロナが終息しないと練習もできません。
でも、こんな状況になる前、今年は「海」をテーマに曲を探しました。
運命の出会いでした。
こんなに琴線にまっすぐ届いて、こんなにさわやかな。
色彩も、リズムも、すごく斬新なのに懐かしい。
混声合唱組曲『太陽と海と季節が』
1.太陽と海と季節が
2.海の記憶
3.林の中を風と歩く
4.一日の終りに
作詞は高野民雄さん、作曲は森山至貴さん。
もう24年、合唱に携わっているのに、初めて森山さんの音楽を知りました。
どうしたらこんな音楽がかけるんだろう。すごい。
感動を通り越して、言葉が出ない、表現できない。
楽譜を注文して、19日に届きました。早速、弾いてみました。
こんな和音で、こう響いてたんだ。こんな和声、見たこともない。
なのに、ものすごく自然で心地よい。
奇をてらったり、難解に積み上げたような、いやらしさが微塵もない。
飯岡刑部岬(いいおかぎょうぶみさき)、大好きな場所。
東洋のドーバー・屏風ケ浦(びょうぶがうら)の西端。
高さ約60mの断崖絶壁から太平洋と九十九里浜を一望できる展望館〜光と風〜
「日本の朝日百選」「日本の夕陽百選」「日本夜景遺産」「日本の夜景100選」
「関東の富士見百景」に選ばれています。
漁港の先、ゆるやかに左奥に続くカーブが九十九里浜。
つまりここは、九十九里浜の北端です。
4曲め「一日の終りに」が、この場所と一体化します、私の中では。
景色から音楽があふれ、音楽から光景がうかぶ。
この場所のために、この場所にたたずんで、作曲されたのかと思うほど。
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