昨日午後、国立新美術館のルノワール展に行ってきました。
パリのオルセー美術館とオランジュリー美術館のコレクション。
オルセーといえば・・・
26年前、1人で行きました。仲間3人はその時間、ショッピング三昧。
数時間自由行動して集まると、買い物袋を提げていないのは私だけ。
オランジュリーは・・・
行ったことがありません。本当はオルセーの後に行きたかったけど。
モネやローランサンが有名です。
今回のルノワール展の目玉は「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」初来日!
20数年前に『 La muse 』という美術雑誌を愛読してました。
第1巻がオルセーだったので、ルノワールは本当に人気が高いんでしょうね。
セザンヌが男性的なら、ルノワールは女性的ともいえる画風。
特に女性のやわらかく光を受けた肌の描写は透き通るようです。
踊り三部作のうち「田舎のおどり」「都会のおどり」も45年ぶり。すごいな〜
ピアノを弾く少女も2点来ています。
片方は、以前ブリジストン美術館でドビュッシー展をやったときポスターになっていました。
ルノワールというと人物画のイメージだけど、風景画もありました。
人物画ばかり見ていると、風景画や静物画も観たくなる。その逆もある。
一昔前のパリの「舞踏会」「社交界」「夜会」「上流階級」などなど・・・
雰囲気が味わえる作品多数です。
「ムーラン」に30分〜1時間かけて、それだけ観て出てきてもいいくらい。
ふわっと包みこむような女性たちの笑顔と美しさ。ラフに楽しんできました。
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