2020年4月9日(木)
『架空OL日記』(2020年)
監督:住田崇
伏見・ミリオン座
東京の練馬あたりにある銀行に勤めるOLたちの日常を描いた一編。
主演のOLを男性お笑いタレントのバカリズムが演じるという奇妙な映画だ。
映画の半分が、女子ロッカー室でのダラダラとした会話だった。
その会話というのが、「月曜日は憂鬱なので休日にして欲しい」なんていうどうでもいい話や、男性上司の悪口ばかり。
しかし、これがおかしくっておかしくって、最初から最後まで笑いっぱなしだった。
のぞいたことはないが、どこの会社の女子ロッカー室でも、こういう会話が溢れていそうだ。
もうそれだけで及第点だが、加えてラストの「考えオチ」が決まっていた。
OLを演じる山田真歩や夏帆といった女優陣がまさに適材適所。
とりわけ、美人で何をやってもそつなくこなす優等生ながら、おだてられると調子に乗って踊り出す臼田あさみがサイコーだった。
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