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2020年01月28日22:33

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映画日記 『ラストレター』

2020年1月28日(月)

『ラストレター』(2020年)
監督:岩井俊二
名駅・ミッドランドスクエアシネマ2

16歳の蒼井優を見つけてきて『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)を撮り、「日本映画専門チャンネル」のCM映像で、無名時代の黒木華を美少女風に撮っていた。
そんなことから、わたしは岩井俊二監督というのは、美少女フェチの泰斗だとおもっている。
『ラストレター』の見どころは、広瀬すずと森七菜の美少女ふたり。
広瀬すずは21歳になっていたし、森七菜も19歳ということで、実年齢で美少女というにはとうが立っている。
しかし、スクリーンの中のふたりは紛れもない女子高生の美少女だった。
セーラー服に、浴衣姿に、そしてゆったりとしたワンピースで水遊びや犬を連れて散歩するふたりが、メチャ可愛い。
ノースリーブのワンピース姿になった広瀬すずの、肩から二の腕にかけてのむっちりとした肉付きがたまらない。
才色兼備な姉を持ってしまった森七菜のみそっかす感が、たまらなくいじらしい。
はっきり言って、福山雅治や神木隆之介なんか、ジャマ、ジャマ!
かなり偏った見方だが、いい映画だった。

劇中、庵野秀明が登場するシーンで、どこかで聴いたことのあるメロディが流れた。
映画が終わるまで気になっていたのだが、エンドロールで映画『八甲田山』(1977年)のテーマ曲であることが分かった。
しかし、どうして『八甲田山』なのだろうか?
なんとなく、岩井監督より庵野秀明の趣味のような気がした。

エンドロールで知ったことが、あとふたつあった。
ひとつは、木内みどりが出ていたこと。
やっぱり、松たか子の母親役は木内みどりだったのか。
本作だけでなく、最近見た『夕陽のあと』(2019年)でも元気だった。
本作が彼女の遺作になるようだ。

そして、もうひとつは、木内みどりと同じような老女役を演じていたのが水越けいこだった。
水越けいこって、あの水越けいこか???
帰宅してネットで検索したら、やっぱり歌手の水越けいこだった。
お互い歳を取ったものだ。
彼女の歌のひとつで、『ラストレター』の主題歌にしてもいいようなこの曲を聴きながら、今夜はおやすみだ。
https://www.youtube.com/watch?v=eOkhSpbxsoE


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