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2020年01月21日00:03

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映画日記 『ジョジョ・ラビット』 『サイゴン・クチュール』

2020年1月20日(月)

『ジョジョ・ラビット』(2020年)
監督:タイカ・ワイティティ
伏見・ミリオン座

オープニングのビートルズにやられた。
ヒトラーとはアイドルだったと喝破する。
このシーンだけで入場料金の元がとれた。
主演の男の子がかわいい。
ヒロインの娘さんのりりしさもグッド。
チッとウィンクするスカーレット・ヨハンソンが粋。
そして、サム・ロックウェルが、カッコ良すぎだ!!


『サイゴン・クチュール』(2019年)
監督:ケイ・グエン
東新町・名演小劇場

ときは1969年のサイゴン。伝統衣装のアオザイを作り続けてきた老舗仕立て屋の跡取り娘・ニュイはミスサイゴンに選ばれるほどのキュートなかわい子ちゃん。
ただし美貌を鼻にかけた高慢ちきで、母親の作るアオザイには目もくれず、欧米の最新ファッションにうつつを抜かしていた。
ところが、ある日、ニュイは現代にタイムスリップしてしまう。
そして、彼女の目の前に太った中年女があらわれた。
彼女こそ、見るも無惨に太り、酒浸りの荒んだ暮らしをしている、未来のニュイだった・・・・
と、ナンセンスなドタバタ喜劇になるかとおもったら、母と娘の人情話になっていったのが残念。
見どころは、何点も登場するアオザイの数々。
きれいなアオザイを見てるだけで楽しい。
もうひとつ、画面に弾けるカラフルな原色。
『第三夫人と髪飾り』のパステル調とはかなりおもむきが異なるが、色づかいへのこだわりがベトナム映画の特徴かもしれない。



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