映画日記　『鴛鴦歌合戦』

２０１９年１２月７日（土）

『鴛鴦歌合戦』（１９３９年）
監督：マキノ正博
大須・大須シネマ

説明不要、オペレッタ時代劇の大傑作。
貧乏長屋に住む若い浪人と、こちらも浪人で骨董道楽の父を持つ気の良い娘、ふたりは相思相愛の仲。
ところが若い浪人に、おきゃんな商家の娘と武家の娘が惚れてしまい、三角ならぬ四角関係になってしまう。
そこへ骨董狂いの馬鹿殿が登場し、テンヤワンヤの大騒ぎ・・・・

見るのは二度目だが、今回も陽気な歌にうきうきする。
とくに馬鹿殿に扮したディック・ミネが歌う、

♪さーて、さてさてこの茶碗〜

のフレーズが、いまも耳の残っている。

この楽しさは、国宝だ。

と、出だしよく映画三昧の週末が始まった。