俳句にはルールがあって,
季語を入れるくらいのことならオレも知っている.
しかし,「無季」の句というものも存在し,
これと川柳との明確な違いは,浅学にして知らない.
季語については,幾多の先人と数百年の時空を超えてつながる
マジカルワード的な肯定的捉え方が俳界では常識だ.
加えて,ドMのワタシとしては,縛り・制約大いに結構.
季語がないと独り言の垂れ流しになりかねないところ,
有効なストッパーとして作用してくれる.
かような理由で季語大歓迎ではあるのだが,
それでもどうしても季語が嵌まらないこともある.
そういう句は「無季」という仮死状態に付してあるから,
ここに埋葬するわけにはいかない.
「ミッキーは所詮鼠と子に教え」
川柳の定義は知らなくても,
これはいくらなんでも無季俳句ではなかろう,
ということでご登場願った.
ディズニーランド再開に驚喜する人々が画面を賑わせたが,
その洗脳力の切れ味に戦慄する.
洗脳さえすれば,鼠でも金正恩でも何でもござれ.
オレの教育方針は間違っているのだろうか.
追記
数時間前にTDR関連の句ができたので,
こちらも埋めておく.
有季で,季語はもちろん「嫁が君」,新年.
「浦安の海と陸とに嫁が君」