俳句界ではこのところ,コロナ詠がウイルス並みに蔓延している.
素材としては,不自由な卒業式,リモートワーク,見る人のない桜,
マスク関連(これが多いのはマスクが冬の季語ゆえ),手指消毒,などなど.
大いに辟易していたところに,今月号は主宰の巻頭15句のうち14句がコロナ詠…….
日曜日の早朝,例によって何気なくEテレを見ていたら,
辺見庸がコロナ禍について喋っていた.
「NHKがこんなの流して大丈夫かよ,ディレクター飛ばされるぞ」的な内容.
アーカイブでの視聴を強くお勧めしたい.
「コロナ禍にマスク美人の憚りぬ」
コロナより「美人」重視の句ではあるが,こういうのは埋葬すべき.
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