「ねぇ。今更だけどさ。
僕ってさおりの元カレなんだよね?」
「そんなの、どっちだってよくない?」
「よくない!
さおりの歴史に残るかどうかだよ。
重要でしょ。」
「あなたは、規格外。
死ぬまで忘れないから、安心して。」
「なにそれ。規格外って。」
「私は、あなたの物語に残るの?」
「当たり前でしょ。
今でも、何でも晒せるのは早織だけだ。」
人生の主人公は自分だ。
自分を主人公とした物語は日々続いている。
毎日の様々な事が物語になっていくが、
時間が経つと、話に残らない出来事ばかりになる。
大事な登場人物は、最後には数人になるのかもしれない。
自分が人と関わらる時、
その人が大切な人であればあるほど、
その人の物語に残る存在でありたいと思う。
出来れば、魅力的な登場人物で。
身の丈は知っているので、
そんな願望はそうそう叶わないとわかっているが、
せめて相手の物語にお邪魔しているのだから、
少しは良い影響を残したいと思うのが、
人というものだろう。
この会話している人とは、
なんだか不安定な関係になり、
そのまま信頼する知り合いになった。
私もその人に言えない事はまず無い。
気は全く合わない、価値観も全く合わない、
行動も合わなけば、雰囲気も合わない。
でも、この人生を物語と捉える所だけ、一緒だ。
出会いと別れを繰り返す中、
相手を自分の物語のどういう登場人物にするか。
自分が相手の物語のどういう登場人物になるか。
匙加減は、大きな波紋になる。
小さな章の始まりと、終わり。
大きな章の始まりと、終わり。
正しい道を正しく歩く。とても立派な事。
出来れば私もそうしたかったけれど、
私の物語も、その人の物語も、
過去の物語に手を加える事は出来ない。
本当は知っている。
何も間違えず、何も汚さず、何も逆らわないで生きる事。
波も風も無い平和。
人はそれを幸せと呼ぶ。
その人は言う、
それじゃあ、物語にならないだろう。
確かに、と、どこか納得してしまう。
その人の物語は、汚く荒み、水は淀みながらも、
いつも艶かしく潤んで、怪しく光っている。
物語がどこへ向かうのか、見届けたい。
自分自身の物語もこれまでいろんな章が始まり終った。
これからも、繰り返していくのだろう。
煌びやかで派手な事は無くていい。
でも、心の底が見えるような深い物語がいい。
出来れば章の終わりごとに、
少しだけ心に響くものがあれば救われる。
そう思う。
綺麗ですね。
七色の空と、どこに続く線路。
いえいえ、そんな事ないです。
もうずっと成長無しです。笑
本は幼い頃から大好きでしたね。
小学校の図書館にある本、図鑑や歴史書や漫画以外は、ほぼ完読しました。
でも、純文学などぐるっと回って、結局は、山本文緒や有吉ひろなど、最近のわかりやすく、さらっと読めるものが好きになっています。
最近は積読ばかりですよ。読みたいと思っても時間があまりにも足りません。したい事が多すぎて、体一つでは、全く捗りません。
家事もしたいし、お喋りもしたいし、仕事も進めたいし、映画もみたい、本も読みたい、絵も書道もかきたい、美術館も温泉も行きたい。
したいことだらけ。笑
ただの趣味です。笑
したいだけで、取り柄にはならないです。
今、自転車いい温度帯ですよね。
私も時々、サイクリングします。
またしたいと思いつつ、出来てなかったです。
10キロ!毎日サイクリングですね。
私がサイクリングするとき、
だいたい片道10キロを目安にしています。
往復20キロぐらい。
それ以上行けなくもないですが、
調子に乗って距離を伸ばすと、
次の日、後悔します。笑
日常の通勤ですもんね。
私の旦那様も自転車通勤です。
同じような事を言ってますね。笑
美味でしたか。
それは、よかった♪
お粗末様でしたm(_ _)m