私こそ風俗落ちの成れの果て

誰にも言えないままズルズル体売ってきた
誰にも言えない、隠し事の嵐親への罪悪感友達の作れなさ色んなものに耐えれなくなってせめて誰か本当にこんな仕事してても偏見なく知ってて握手してくれるような人が居たらなあって縋る思いでmixiはじめた20代です

長いし暗いしだるいし読まなくていいです。吐き出したいだけ。
マジで閲覧注意だから











私には夢があった、それなりに成績優秀でクラス1位で居続けて学年10位以内にはずっと入ってきたくらい真面目に生きてた自信があるし、友達もかなり多かった方だと思う、生徒会長だった。


大学は自分のやりたい方へ特待生で進学したし、やっぱり優秀でいれた方だった

貧しいながらお金を出してくれた親には感謝してるけど、下の兄弟が医学系に進むという夢を持ち、大学費用がかさむ上6年通わないといけないしそういう職業は必ず卒業して免許がいるものだから独学でなれるものでは到底ない

私は免許の要らない夢だった、その時私は2年生だった。
そこで私が退学すれば残り2年を足して6年の大学費用が出せる、私は大学を出るのは必須じゃない、兄弟は必須、家にお金はない

もちろん親も兄弟も学費足りないからあんた退学してとか言えるわけが無いけど、お金が出せないけど夢は叶えたいかなえさせてあげたい空気が私にも伝わった

私は大学行くのがだるくてしんどくなったと言って自分から辞めたいと申しでた
繋がってる大学の友達を見てると羨ましくて悔しくて悲しさで壊れると思いLINEや連絡先は全て削除して退学し、それからは夢を置いつつ2年間フリーターをしていた

友達は全部捨ててきた


大学生が羨ましいって言うとある時通信制の大学っていうものがあることを教えてくれた人がいて目の前に道が開けた気がし2年のアルバイトで貯めたお金でギリギリ通える額だったためこれなら働きながら単位をとって卒業できる！
すでに2年学歴に傷をつけて職歴もクソだけど新卒さえとれば最悪まだ親孝行もできるかもしれないって入学を決めて親も喜んでくれた


これが甘かった
基本授業料意外に詐欺か？と言うくらいお金がかかる、なんなら通学の方が安いくらい
私は学費を支払うためのアルバイトに必死すぎていつもより増やし勉強する時間も取れず1年無駄にお金を払って留年した。
このままでは学費を払うためだけに生きていくことになる、親にはもう一度大学のお金出してなんか絶対言えなかった。

私はもう夢と勉強に必死でぶっちゃけ処女ってやつだけどそれでもどうしてお金が欲しかった、そして勉強する時間も欲しかった
学生の間だけ我慢すればいい、もう私には選択肢がこれしかなくて処女でも働ける軽めの風俗に入店した

怖くて辛かったけどフリーターの私には驚くような大金と、待機中何をしててもいい時間があり単位を取得し学費を支払えるようになった
親には転々とバイトを変えてたから変えなくなった私に変な仕事しないでねと一言言われたことがあったけど、夢のフリーランスが少し上手く行き始めたと嘘をついて上手くいっているように演技し続けた


辛いけどあと少しだからって惨めに体売りまくって来たけど親に黙ってる罪悪感、友達にも言えない辛さ、隠し事ひとつすると隠し事が増えていく重さとの格闘ものしかかってきた
私の作品のファンも増え始めてそれがきっかけで彼氏はできたけど、もう仕事柄男っていう生き物に疲れ果てた私の彼氏は女の子だった

もちろんこんな仕事は言えなかった
私は私の作品で食ってるんだって今でも信じているし

あと少しあと少しと思って必死なうちにコロナウイルスが生まれて学校が開校しなくなり、通学生の休みの時に通信制が通学するのが通常なのにそれも出来なくなり、再開しても通学生優先で通わせるため通信は後回しのまま学費だけ支払い続け、休学も満了使ってしまうはめになり結局私は卒業することも、結果を残すことも出来なかった

正直大学生中退2回、フリーターと職歴に書けない風俗っていう傷を必死になって作っただけで、私はこんな惨めな生き方をする羽目になった自分の夢を呪うようになり大好きだったそれを見ることさえ辛くなってしまった
兄弟は無事就職先が決まり、医大だし親孝行は私よりも十分にできると思う
そう思うと私がよりみじめで私は何してたの？何頑張ったらいいの？これからどうしたらいいの？って気持ちが溢れて来た中、私を求めるのはお客様だった

正直もう必要とされるならどこでもいいとなってる私がいてズルズルそのまま夜の世界から出られずにいる間兄弟は結婚した
その結婚式の時に私がフリーランス上手くいったから独立すると嘘をついて親もブロックして兄弟もブロックしてたが、久々に逢いに来たことになる
嘘を突き通すために見たくもなかった作品を兄弟のために作って渡したら親が泣いてくれた

ちゃんと独立出来て良かった 立派に仕事しててよかった


全然体売ってることなんか疑いもせずに喜んで祖母達に作品を見せて回ってて私も号泣したけど、おめでとうおめでとうの言葉で誤魔化しながらその涙はそんな綺麗な理由で流してなかった


私は気付けば店のナンバーワンになっていたけど、そんなものが欲しかったわけじゃない

じゃあ何が欲しかったのかって聞かれても頭が痛くて答えたくないし答えられないしこれから何が欲しいのかって言われても何も無い


心の拠り所だった彼氏は今ではニートでずっと私が養って生きてる

夢も努力も全部人生をぶっ壊していくけど、お金だけは裏切らないからまあいいかと明日からも体を売ります
全国の女の子、悪いことは言わないから軽いノリで体を売ってはいけない
もう昼の世界に戻ることは出来なくなります
私のようにならないでください

ただ笑えるけど未だにちゃんと処女です
これを失った時に本当に私が終わる気がします
これが最後の私の砦

5年間誰にも言えなくて苦しんで来た私の人生そして明日からも体売る私の話


すげえだろ？実話なんだぜ