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2022年01月21日10:36

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特別展「ポンペイ」　東京国立博物館

2013年の冬ににポンペイに行った。2000年以上経っているのに都市全体がタイムカプセルに入ってでもいたかのように生々しい。逃げ場のない火山爆発の恐ろしさ・・・。そしたらなんとポンペイ展予約前日の17日にトンガで海底火山の爆発。遠く離れた日本の沿岸地域にまで津波が押し寄せる騒ぎとなった。現地の人の安否が案じられる。

第1章　ポンペイの街：公共施設と宗教

「ビキニのウェヌス」ところどころに金の彩色が残る。

「辻音楽師」ギリシア人のモザイク作者ディオスクリデスの署名あり。前300年頃というのに生き生きとした人物表現に驚く

第2章　ポンペイの社会と人びとの活躍

「小アンフォラ・青の壺」この時代、日本はまだ弥生時代！？　このカメオガラスの精巧さ・・・！

「書字板と尖筆を持つ女性・サッフォー」、「エウマキア像」
裕福であったり才能を活かしたり・・・女性も活躍していたらしい。

「テーブル天板・通称　メメント･モリ」左に富、右に貧者を象徴するものが描かれている。

第3章　人びとの生活：食と仕事

「炭化したパン」これをキャラクター化するなんて・・・

第4章　ポンペイ繁栄の歴史
ポンペイで最も裕福だった３軒の邸宅「ファウヌスの家」「竪琴奏者の家」「悲劇詩人の家」の一部を再現。

「踊るファウヌス」、「ネコとカモ」

「ナイル川風景」

「シカ」

「猛犬注意」

第5章　発掘の今むかし
18世紀から現在に至る発掘の歴史を振り返る。

「豹を抱くバックス（ディオニュソス）」東京大学の学術調査隊がソンマ・ヴェスヴィアーナで発掘

この展示会、入口と出口が今までとは異なり、第一会場を出れば休憩場、第二会場を出ればショップと効率がいい。連れ合いは第一会場を出るなりソファに座って30分爆睡・・・。見どころ多く疲れる！？

あちこちのローマ遺跡を訪ねてみると必ずあるのが神殿、コロッセウム、テルマエ、図書館、娼婦館・・・。キリスト教以前、人はもっと自由だったかも知れない。

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