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2020年07月04日16:49

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古典×現代2020―時空を超える日本のアート　国立新美術館

休館しているみたいに人がいない国立新美術館。空いているのは嬉しいけどここまでがガラーンとしているとテンション下がる。入り口で小冊子「アートのとびら作品リスト」をもらう。

展示構成は
１：仙厓×菅木志雄
２：花鳥画×川内倫子
３：円空×棚田康司
４：刀剣×鴻池朋子
５：仏像×田根剛
６：北斎×しりあがり寿
７：乾山×皆川明
８：蕭白×横尾忠則

しりあがり寿と横尾忠則、それに先日アーティゾンでみた鴻池朋子以外はあんまり（！？）知らないかも。芸術新潮とか美術手帖とか読んでないし。現代アートは勉強不足。

今回、コロナで精神が疲弊していたのか「仏像×田根剛」の光の演出が心に沁みた。明るい光でみるよりも仏像が尊く見え癒やされていくのがわかる。真っ暗な部屋の演出が他の人たちの気配を消し、自分と仏像だけが存在しているような・・・。

「刀剣×鴻池朋子」、先日のアーティゾンは初見だったので頭の中がうまくまとまらなかったけどここのはわかりやすいような気がする。真ん中を跳ぶ顔が可愛い。（この部屋だけ撮影可）

「北斎×しりあがり寿」は笑える。北斎の「冨嶽三十六景」のちょっとおかしなパロディ」。壁に四畳半を貼り付けて上映されるヴィデオ･インスタレーション「天地創造」はけっこうツボ。

「乾山×皆川明」・・・現代のテキスタイルの中にあっても乾山は古びてはいない。むしろモダンかも。「ミナペルホネン」の洋服、細部のこだわりがすごく高価そうな感じ。着心地はどうなのかな？

最後の部屋は「蕭白×横尾忠則」。蕭白は絵が上手いなぁ～。横尾忠則は年を経てどんどん軽くなっているような・・・すでに仙人の域。

帰りにFUJIFILM SQUAREに寄って田沼武能写真展「わが心の東京」見る。