mixiユーザー(id:6789130)

2020年10月17日16:02

41 view

映画1本、ネットで2作。

16日、所用があり新富町へ。
すぐに終ったので、歩いて数分のフィルムセンターで三船敏郎特集でもと思ったが、美術展と同様、コンビニで予約券を購入しなければならないみたいで、諦めて日比谷の映画街へ。
そこも電車に乗る距離ではないと歩いたら、30分近くもかかってしまいオジサンは疲れた。

TOHOシネマズシャンテで、「異端の鳥」。
窓口で、「異端のシマ」と言ってしまう。オジサンはボケている訳ではない。
ポーランド生れのロシア系ユダヤ人の原作を映画化したチェコ・スロヴァキア・ロシア合作。
ナチスから逃れて東欧の何処かの田舎に疎開させられていた少年が、受入れ先の老婆の死によって放浪の旅に出るが、辿り着く村々で迫害を受けるたり、個人には受け入れられたり。
その暴力やセクハラも含めた迫害から、少年の心は鬼となり…。
四季に渡っての2年間の順撮りで、少年の成長を具現視するリアリティー。
ステラン・スカルスガルド、ハーヴェイ・カイテル、ジュリアン・サンズ、バリー・ペッパー、ウド・キアーらの国際スターが彩る、35mmモノクロフィルム、シネスコによる画面の冷徹な美しさ。169分のこれこそ“映画”!!

帰宅して、京都国際映画祭2020の配信で『大林宣彦の玉手箱―ワンダーランドな空想映画館―』から、2本。
「海外特派員 ある映像作家の場合」
大林監督の事務所の倉庫から発見されたという16mm短編。
もしやと思って見たら、昔々助監督の頃、まだ事務所が青山にあった時代に、そこにあったのをムビオラで見た、それだった。
若き日の大林夫妻に加え、音楽の宮崎尚志さん、一番弟子の山名兌二監督、ヘンリー小谷カメラマンの御子息のプロデューサー、小谷さんら懐かしい顔が。
これを、当時、あの頃はこうだったねえ、あれはどうだったかしら、等という大林夫妻のお喋りを聞きながら見た記憶がある。
ただ、その時はサイレントだったように記憶しているのだが、配信中の本作にはナレーションと音楽が付いている。

もう1本、「四月の魚 Poisson D’avril/music video[ア・フラグメント/高橋幸宏]」。
私の脚本デビュー作、「四月の魚」の主題歌のミュージック・ビデオ。
これも数年前にネットに上がっていたのを見た記憶あり。
本編映像に、今関あきよし監督撮影によるメイキング映像をコラージュ。双方に、現場での助監督たる私、ちょこまかと出ております(笑)。
主題歌のフランス語パートの作詞は「男と女」(66)のピエール・バルー!

そして、YouTubeで、こんなお宝映像を見付けた!
https://www.youtube.com/watch?v=cXYxu_TxUI8&feature=emb_logo

2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する