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2021年11月20日10:50

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95章🌺若く美しい時に愛し合えた愛しい人

寝室のベランダから、夜空に浮かぶ北斗七星を眺めながら天の川飛鳥(ルーシャン)宝石の事を考えていると天の川

青龍(後の恵果和尚で今は妖術使いの美少年)が、蔓をつたって楊貴妃に会いに来ました。

「うふっキスマーク星の王子さまかと思ったわ。」
「楊貴妃さま❣会いたかったです揺れるハート

「私もよ光るハート青ちゃんの19歳の誕生パーティー以来、どこにも出かけられなくなってしまったんですもの……」

二人は無数の星に見守られて天の川抱き合いましたハート(矢)

身も心も蕩け合った二人は、愛液と汗を拭き合うと、枕元にあるドリンクを飲みました。
裸のままベッドの上で光るハートハート(青)二人寄り添って

「洛陽と陝郡も飛鳥(ルーシャン)の部隊に陥落されましたね。」

「ええ、飛鳥のせいで、朝廷軍は撤退しなければならなくなって…
陛下は、その責任を河邑司に問い…
結局、河邑将軍を処刑してしまったわ。」

「また、漢人の将軍を処刑したんですねexclamation
玄宗皇帝は、自分の決断の失敗を、将軍や役人など周りのせいにして、その責任を
人の命を使って煙に巻いてますねexclamation

「仕方ないわ。皇帝なんですもの。
国の最高権力者は、自分の夢を叶える為に、命を懸けて動いてくれる、熱烈で忠実な働き蜂となる奴隷を必要としているのだから…」

「そうですね。利用価値があるうちは権利を与えて重要するが、不要になれば切り捨てるまでですねexclamation

「その内、飛鳥は、皇帝を名乗ることになるわ…」

楊貴妃は、遠くを見つめる目をして、言いました。

青龍は、美しすぎる楊貴妃の横顔を見つめながら、楊貴妃の吸い付くようなキスマーク
白い美肌に頬をくっつけて甘えて抱きつくと

「楊貴妃さま
高力士が洛陽で囲っている
陛下の妃だった梅ですが……
屋敷の井戸に身を投げたそうです。」

「身を投げてから、梅はどうなったの?」

「梅は、陛下の妃だったということで、軍人たちに犯されて殺される前に
自殺という形で、国に殉じたようです。」

楊貴妃は ショックを隠せない表情になりました。

「怖いわ……」

「楊貴妃さまは、僕が守りますexclamation ×2

青龍はくびれた楊貴妃の美体を、抱きしめて言いました。

「青ちゃんハート(青)何もかも忘れてしまえるくらいexclamation私を強く愛してexclamation ×2

天の川瞬く星が輝くこの夜三日月ぴかぴか(新しい)楊貴妃は、16才歳下の愛人と朝まで炎溶け合いました。ハート(矢)炎


城日の出(山)次の日

「楊貴妃さま。家令の健から聞いたのですが、
陛下は御親征を考えてるそうですねexclamation & question

「ええ、そんなの下々にやらせておけばいいものを。
杖をついてる白髪のおじいちゃんが、風雨に耐えられないだけじゃなく
鎧姿で、馬に乗ることさえもできやしないわっ。
うふふふ。」

「オホホホ、それもそうですね。
あんな重い鎧は、陛下には着れやしませんわよね。ホォッホホホホホ。」

「龍星皇太子が国政を代行する為に、隆に御親征をけし掛けたみたいよ。
だって、隆が出陣すれば、朝廷の中心は東宮になるんですもの。
花花夫人は、楊家を憎む者がどれだけいると思う?」

「……姉たちが大手を振って街を歩く事で、太子派と民衆の怒りを買っているし……
太子たちから愛する妻を横取りしたり、別れさせたりする父親の陛下を
太子派は、憎まないはずはないですもんねexclamation
ましてや、陛下に寵愛されている妃である私たちを、陛下の妃たちも
憎まないはずはないですよね……」

「そうよ。陛下の御親征の話は
龍星皇太子と、李瑁殿下(楊貴妃の最初の夫)が組んで、陛下に吹き込んだと
お兄ちゃんが言ってたわ。」

「やっぱりそうなんですねexclamation
陛下は、将軍や朝廷のお役人とexclamation
息子である太子たちを
権力を使ってexclamation好き勝手にして、傷付けてきたんですものねexclamation

「朝廷と太子派たちの間で
私と飛鳥(ルーシャン)の駆け落ちの噂も、囁かれているみたいだし……」

「楊貴妃さまは、あんなに愛した飛鳥(ルーシャン)に、未練は無いのですか?

「……もう、飛鳥も私も、若くなくなったんだし……
飛鳥と私のぴかぴか(新しい)一番美しい時のぴかぴか(新しい)ハイビスカス宝石ぴかぴか(新しい)
一期一会ハート(矢)を、愛し愛された深いecstasyをハート(矢)ぴかぴか(新しい)飛鳥も私も
永遠に忘れることはないわ……」


城木
飛鳥(ルーシャン)とライバルだった、胡人の将軍
瀧口亮に
「陛下は、御親征の計画を取り止め
帝都で、反乱平定の指揮を執る事になった。
よって、瀧口将軍は、潼関で、防衛指揮を引き継ぐようにとの仰せの事。
陛下の期待に応えて、潼関を守り 都の安全を守ってくれ。」

国忠は瀧口亮将軍にそう伝えました。

「ぁあ〜はい。
期待に応えられるよう、最後の砦を守りますexclamation ×2

拍子抜けした瀧口将軍が、馬で砦に戻ると、部下の
王思玲が
「 軍から不満が 上がっていますので
ご報告と思いまして。
安飛鳥(アン・ルーシャン)大将軍の挙兵の名目は、
楊国忠と楊貴妃の討伐ですexclamation
現在の混乱を招いたのは、皇帝陛下を唆した楊貴妃によるものexclamation
よって!
陛下と楊国忠を、虜にして狂わせた楊貴妃の責任だと思いますexclamation ×2
ですから
精鋭の兵を、楊国忠と楊貴妃の討伐に、向かわせてはいかがかexclamation & question
呉楚七国の乱を鎮圧するため、政治家のチョウソを 殺したようにexclamation
それで、
先ずは、楊国忠を、潼関に連行して殺すのも 手かとexclamation ×2
瀧口将軍exclamation楊国忠殺害は、この王思玲が引き受けますexclamation ×2

「 待て…そんなことをすれば、謀反人が安飛鳥(アン・ルーシャン)ではなく
この瀧口亮になってしまうでないかexclamation & question
そんな勝手は許さんexclamation ×2

瀧口亮は、部下の要望を突っぱねました。



飛鳥のせいで監禁状態になった後、
後宮から潼関に、引っ越さなければならなくなった楊貴妃は

飛鳥の長男に嫁いだ親友の紅蘭とも、会えなくさせられるほど…
飛鳥の炎愛の復讐は炎壮絶になってゆくのでした。炎



つづく


⛩絶世の美女と言わせ続ける妖魔伝説王冠
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