帰りの馬車の中で
会えなかった国忠と、紅蘭を想い出している玉環は、流れる洛陽の町並みを眺めながら
呟きました。
「お兄ちゃんと、紅蘭に会いたかったあ…‥」
「ジャッ
ジャッ
」
と、御者が馬のお尻をムチで叩いて、スピードを上げ出しました。
「ちょっと何
飛ばし過ぎよ
」
玉環が、背中しか見えない御者に、もう一度命令しました。
「スピードを落として
もっとゆっくり走って
」
玉環が御者に命令しても
「ジャッ
ジャッジャアッ
」
と、御者は聞こえないフリで玉環を無視して、ムチで馬のお尻を叩いて飛ばし続けています。
玉環は、駕籠の御簾を開けて、さらに大きな声で
「早過ぎよ
怖いわ
ちょっとおー飛ばし過ぎよー
ねえ
聞こえないの
」
すると、ようやく、馬のお尻をムチで叩くのを止めた御者は、馬車を停めると、
「ハハッどうだ
怖かったかい
」
と言って、御者は振り向きました。
「李瑁❣何よー
李瑁だったのね❣
御者に変装して一緒に洛陽まで来たのね❣
んもう。
さあ、早く駕籠の中へ入って来てよ
」
李瑁は、侍護衛と御者を変わると、
玉環が、牡丹の花のように
座っている駕籠の中へと入りました。
「馬車を出せ。」
李瑁は御者に命令しました。
スピードが怖かった玉環は、李瑁にしがみついて
「一緒に来ていたのなら、叔父さんに会って挨拶して欲しかったわ。
叔父さんはあなたのこと、とても心配してくれていたのよ。」
「こっそり、こんな格好で、御者に成り切って来たのだから、仕方あるまい。」
「もう
あんなに飛ばすなんて、そんなに私を驚かして、怖がらせたかったのね。」
「ハハッそうだ。
そなたがいないと寂しくて…
それに、そなたが育った家も、見たかったのだ。」
「御者に変装したりして、ソワソワ
ワクワク
したかったのね❣
いつもと違う、御者に変装したあなたも素敵だわ。」
李瑁は、駕籠の御簾を下ろすと、揺れる馬車の中で、玉環の顔と首にKISSして
愛撫しました。
「僕だけを見て。
イク時は一緒だよ。
僕は、玉環の、最初で最後の男なのだから…」
玉環も、李瑁の首筋に、赤い唇を触れさせてKISSしました。
二人は見つめ合い
唇と唇を重ね合い
耳に唇を移動させて、唇と舌でも愛撫し合いました。
震えて喘ぎ声を出す
玉環の花びらを、指と舌で愛撫しながら
蜜が溢れ出している
ビチャビチャに濡れた花びらにKISSした李瑁は
ぷっくり膨らんだ玉環の花の豆に舌を当て、ペロペロ舐めてから
ピンクの花びら
を指で開かせました。
噴き出る花びらの蜜愛液に、顔を埋めて、舌でペロペロレロレロ吸い付いたり🦋
指でも激しく速くバイブさせたりしました。
「甘い匂いと
甘〜い蜜の味がするよ🦋
」
李瑁は微笑して、そう言うと
自分の指に吸い付いた玉環の蜜愛液を、玉環の鼻の穴にくっ付けて
「どう
甘〜く
唆る🦋
神秘的な匂いがするだろ
フフッ
それとも、すでに自分で匂っていて、この
男殺しの蜜愛液に、自身がメロメロになっていたのであろうか
」
玉環は蜜愛液を溢れさせて
夢中で陶酔して
うっとり
李瑁に身を任せながら、会えなかった国忠を
瞼で想い描いていました
つづく
⛩絶世の美女と言わせ続ける妖魔伝説
🦋
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