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2021年01月24日09:57

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18960210 NO4394 暴徒鎮圧と電信線保護措置の件

18960210 NO4394 暴徒鎮圧と電信線保護措置の件
한국사데이터베이스 (history.go.kr)
010_0020_0310駐韓日本公使館記録 10巻 二. 和文電信往復控 (31) [暴徒鎮圧と電信線保護措置の件]
文書題目 (31) [暴徒鎮圧と電信線保護措置の件]
文書番号
発信日 [明治二十九年] 二月十日午後一時 京城 発 ( 1896年 02月 10日 )
発信者 公使 小村
受信者 領事官補 萩原

(31) [暴徒鎮圧と電信線保護措置の件]
[明治二十九年] 二月十日午後一時 京城 発
小村 公使
仁川 萩原領事官補
次の電報は暗号のままで釜山加藤領事に、同領事より外務大臣に発電するよう御取計らい頂きたい。

一, 本月五日忠清道(註•現京畿道)驪州(ヨジュ)において暴徒蜂起の際電信線を切断した。そこで本官は高井兵站監に向って「京城にある我が守備兵を動かす事が不得策であるので、電信守備兵のみで電線の保護を全うするよう取り計らってもらいたい」と電報に及んだのだが、この守備兵は本月十二日を期し暴徒を撃攘し、電線工事に着手する見込みである。
一, 春川暴動鎮圧のため最初に派遣した親衛一中隊は一時退却したが、目下三個中隊で進撃中なのでまもなく鎮定するであろう。
魯館(*ロシア公使館)に潜伏する李範晋(イボムジン)などの一派は秘かに春川暴徒に気脈を通じているもののようだ。
本日ロシア国士官五名、水兵百七名、砲一門を携え入京するとのこと。これまで同館にいたものと併せて約百五十人となる。これは今回の暴徒を鎮圧するため我が守備隊が動かないように牽制するのが目的ではないかと推測される。
電線全通に至るまで、釜山・仁川間に通報船を往復させるよう御取計らい頂きたい。



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