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2020年07月04日11:05

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18990707　NO4016 義和宮及び李埈鎔に対する学資金年額通告

18990707　NO4016 義和宮及び李埈鎔に対する学資金年額通告
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008_0060_0470　駐韓日本公使館記録 8巻六. 李埈鎔関係書類•巨済島借入交渉一部 (47) [義和宮及び李埈鎔に対する学資金年額通告]
文書題目 (47) [義和宮及び李埈鎔に対する学資金年額通告]
文書番号往八二号
発信日明治三十二年七月七日午後四時半発 ( 1899年 07月 07日 )
発信者公使林
受信者外務大臣青木

(47) [義和宮及び李埈鎔に対する学資金年額通告]
往八二号
明治三十二年七月七日午後四時半発
林公使
青木外務大臣

義和宮・李埈鎔学資は前者が年額三千円、後者が二千五百円の割りで総税務司より送金することに相談がなんとかまとまった。送金は在日本韓国公使気付で四季に分送することとした。総税務司はようやく以上の送金に同意を表したのであった。
そこで両名ともこの送金でもって満足しなければならず、それ以上を望むことはできない。
また総税務司はこの年額の外、両名の負債に対しては、過去においても将来においても送金を拒絶した。そこで韓政府は海関税金中より我が繰替金の支出をすることができず、目下他の方面ではどこも余裕がないので、繰替金弁償の猶予を求めている。私は今後も督促に力を注ぎたい。
また本年において李埈鎔に立て替えられた金八百円に対しては外部大臣が本年第一回、第二回の金中より四百円ずつ返却せよとの訓令を発していることは先に報告した通りである。そこで両名学資の件現状を念のため報告する。

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