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2020年04月01日11:53

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18950422 NO3807  朝鮮度支大臣の依頼により同国貨幣地金試験の件

18950422 NO3807  朝鮮度支大臣の依頼により同国貨幣地金試験の件
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008_0020_0090 駐韓日本公使館記録 8巻 二. 本省往来信 (9) 朝鮮度支大臣の依頼により同国貨幣地金試験の件
文書題目 (9) 朝鮮度支大臣の依頼により同国貨幣地金試験の件
文書番号 発第一二号
発信日 明治二十八年四月二十二日 ( 1895年 04月 22日 )
発信者 特命全権公使 伯爵 井上馨
受信者 外務大臣 子爵 陸奧宗光

(9) 朝鮮度支大臣の依頼により同国貨幣地金試験の件
発第一二号
去る明治二十四年中、朝鮮政府典圜局(チョンファングク*)と大阪製銅会社との間に五ヶ年間同社に限り貨幣地金売込みの契約を締結し、白銅・銅・黄銅の三種は引続き同社より供給してきましたところ、白銅・銅の二種は我が貨幣に比較しその色合に相違があるので何か混交物があるのであろうと疑いを持っていたが、本月中旬私が仁川に下る際に、魚度支大臣などと同局に赴き、白銅以下地金各種を一覧して益々疑を持ちましたので、その旨同大臣に告げて、その依頼により分析のためこの地金各種を別表の通り取り集め追送に及びました。したがって真相解明のためこの分析を大阪造幣局へ御下命頂き、我が国の同種の貨幣と対照してその成績を報告頂くよう御取り計らい頂きたく存じます。ただしこの分析に供す予定の地金は便宜のため直ちに大阪造幣局へ回送致しました。
以上御依頼申し上げます。
明治二十八年四月二十二日
特命全権公使 伯爵 井上馨
外務大臣 子爵 陸奧宗光 殿

[別表]
文書題目  [別表]
  明治二十五年月送 明治二十六年月送 明治二十八年月送

白銅 一斤 一斤 一斤
銅 〃 〃 〃
黄銅 〃 〃 〃

以上それぞれ分析頂きたく存じます。



*朝鮮政府典圜局(チョンファングク 전환국 *「李氏朝鮮後期の1883年(高宗20年)7月に設置されて、1904年(光武8年)に廃止された造幤機関。」)



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