18950714　NO3615　牙山地方のコレラ発生と防疫

18950714　NO3615　牙山地方のコレラ発生と防疫
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駐韓日本公使館記録 7巻 五. 機密通常和文電報往復 一•二 第4冊 (111) [牙山地方のコレラ発生と防疫]
文書題目 (111) [牙山地方のコレラ発生と防疫]
文書番号
発信者 (発信者名 漏落)
受信日 同十四日午前六時接 ( 1895年 07月 14日 )
受信者 杉村　代理公使

(111) [牙山地方のコレラ発生と防疫]
同十四日午前六時接
---------------------------------------------------------(発信者名 漏落)
杉村 代理公使（＊宛）

牙山（アサン）付近にはコレラ猖獗とのこと報知を得た。同処と当港（＊仁川か）との間には朝鮮船の往来が少なくないので、明治二十年の予防規則第九条によって、朝鮮政府で牙山付近の屯浦（トンポ）を伝染病流行地と公認し、税関に同所から来た船舶を検疫させるよう御取り計らわれたい。




＊牙山　忠清南道の都市。牙山湾の奥。
＊屯浦　牙山湾の奥、現在の牙山湖の東岸に屯浦面がある。