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2019年12月12日10:48

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18951014 NO3334  王妃弑害事件 調査と事後処理として往復した 電報  1

18951014 NO3334  王妃弑害事件 調査と事後処理として往復した 電報  1
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駐韓日本公使館記録 7巻 五. 機密通常和文電報往復 一•二 第3冊 (1) [王妃弑害事件 調査と事後処理として往復した 電報] 1) [王妃弑害事件 調査と事後処理として往復した 電報] 1
文書題目 1) [王妃弑害事件 調査と事後処理として往復した 電報] 1
文書番号
発信日 十月十四日 ( 1895年 10月 14日 )
発信者 大臣 西園寺 (*西園寺公望 外務大臣)
受信者 仁川領事 橋口 (*橋口直右衛門 仁川港駐在帝国一等領事)

1) [王妃弑害事件 調査と事後処理として往復した 電報] 1
十月十四日
-------------------------------------------------------------------西園寺 大臣
仁川 橋口 領事(*宛)

取調べのため出張した小村・政務局長は、今明日中にその地(*韓国)へ到着するだろう。到着の上は次の電信を暗号のまま小村(*小村・政務局長)に渡すこと。
「貴官の出発前に親しく御談示に及んだ通り、政府ではあくまで今回の事変(*乙未事変=閔妃暗殺 1895年10月8日)の真相を明らかにし、責任の帰する所を明らかにする決心であるので、貴官においては少しも忌みはばかるところなく取り調べをすすめ、速やかにこれを終了するよう尽力されたい。
また京城において各国使臣会議を開くとのことであるので、その会議の模様を報告する事。
また三浦公使から「王宮へ狼藉の嫌疑がある」とされた者たちを本官が取り調べたところでは、いずれも犯罪の証拠が不充分であるが、取り調べた人数は多数であり、そのうちには過激な壮士もいる。速やかにこれを処分しない場合には彼等が自ら疑懼を抱き容易ならざることを引き起こす恐れがあるので領事から退韓を命じてほしい、と言ってきているが、これは貴官京城着の上協議の末さらに伝えよう、と回答して置いた。
そこで貴官は安藤検事を京城へ連れて行き、先ずもってなるべく速やかにこれら嫌疑者の取り調べに着手すること。
また三浦公使の呼び戻しの事(*本国への呼び戻しの事)については、この急にこれを決行すると、ひょっとすると三浦公使と同じ考えの者たちも疑懼(*疑って不安に思うこと)を生じ騷擾を引き起こすかもしれないという心配もあるので、貴官京城着の上、公使を呼び戻しても目下本邦の秩序を保つことについて差支えはないと確認した上、貴官到着次第その旨電報すること。
またアメリカ国新聞通信者コクレルは我が政府と伊東巳代治を通じて内々通信しているので、同人に当時の事情を御尋ねになれば取り調べの材料ともなるであろう。 」


*伊東巳代治 「伊藤博文の知遇を受け、累進して伊藤内閣の秘書官、書記官長、農商務相を歴任した。」https://kotobank.jp/word/伊東巳代治-15414








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