18950707　NO3111　　朴泳孝の謀反事件に関する報告　 1

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駐韓日本公使館記録 7巻 五. 機密通常和文電報往復 一•二 第1冊　 (132) [朴泳孝の謀反事件に関する報告]　1) [朴泳孝の謀反事件に関する報告] 1
文書題目 1) [朴泳孝の謀反事件に関する報告] 1
文書番号
発信日 同 七日午前九時 発 ( 1895年 07月 07日 )
発信者 代理公使 杉村
受信者 外務大臣代理 西園寺

1) [朴泳孝の謀反事件に関する報告] 1
同 七日午前九時 発
------------------------------------------------------------------杉村 代理公使
西園寺 外務大臣代理（＊宛）

昨夜王宮に各大臣を召集され(朴、徐二人＊の他)、急に朴泳孝（パギョンヒョ）の官を免じ、かつ謀反の嫌疑でこれを捕縛せよと警務庁に命令があった。そこで朴は今朝秘かに仁川に赴き、同地より日本へ潜行すると言っているらしい。
朴泳孝謀反の嫌疑については調査書類も多く国王の手元に集まっているとのことであるが、その内日本人・佐々木留蔵という者の筆談はその主なものと聞いている。
申箕善（シンギソン　＊工務大臣）、李允用（イユニョン）はその職を免ぜられ、安駉壽（アンギョンス）は警務使に任ぜられた。その他は聞き込み次第電報する。


＊「朴、徐二人」　朴泳孝（パギョンヒョ）と徐光範（ソグァンボム）