18950630　NO3097　　懸案問題に関する朴泳孝との密談 指示

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駐韓日本公使館記録 7巻 　五. 機密通常和文電報往復 一•二 第1冊　 (120) [懸案問題に関する朴泳孝との密談 指示]
文書題目 (120) [懸案問題に関する朴泳孝との密談 指示]
文書番号
発信日 (六月三十日午後七時 東京発) ( 1895年 06月 30日）
発信者 外務大臣代理 西園寺
受信日 同 一日午後一時 接 ( 1895年 07月 01日）
受信者 杉村 代理公使

(120) [懸案問題に関する朴泳孝との密談 指示]
同 一日午後一時 接
(六月三十日午後七時 東京発)
----------------------------------------------------------------西園寺 外務大臣代理
杉村 代理公使（＊宛）

井上公使より伝言
「○我が兵の駐屯に関する返電を受け取った。朴氏は内閣の異論をまとめ、かつ国王にも勧告し貸兵を乞うつもりなのか、今少し密談を遂げてもらいたい。また私は彼の貸与金等の事についても、朝鮮国の利便となるよう目下悉力中なので、この際ただ朝鮮内閣の一致協和がもっとも必要である。
○以上の件は極めて秘密を要するので、内閣員その他どんなに信ずる朋友であっても漏らさないことを朴・内部と約束し、さらにこの電文を朴氏に密示してじっくりと内談しておくこと。
○また貴官は、顧問官へも談話は無用である。」