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2019年03月26日09:40

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18950222  NO2763  平山府使の子息誤殺犯の身柄移交 要求

18950222  NO2763  平山府使の子息誤殺犯の身柄移交 要求
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駐韓日本公使館記録 6巻 八. 外部往来 一  (4) [平山府使の子息誤殺犯の身柄移交 要求]
文書題目 (4) [平山府使の子息誤殺犯の身柄移交 要求]
文書番号 第二十五号
発信日 我二月二十二日 ( 1895年 02月 22日 )
発信者 伯爵 井上馨
受信者

(4) [平山府使の子息誤殺犯の身柄移交 要求]
第二十五号
逕啓者刻拠在開城我兵站司令官飯森少佐電稟我郵丁柳川寅之助於本月十六日寄送郵函之途次在平山府偶以所携手鎗誤殺平山府使李彰烈之子李昌基一案既於本月十八日委派兵站副官森中尉就地厳加覈訊確認該案寔出於誤殺随即令森中尉面請該府使交領人犯詎該府使拒不肯交無由按弁刑法等語拠此査我国民人在貴国者如有犯法之事応行拏交我国官吏按律審弁此係条約所載即如此案自応帰我国刑法審弁不可稍容疑義也為此備文佈請貴大臣査照電飭該平山府使迅将本案人犯柳川寅之助移交我兵站部以便帰案処弁可也専此即頌 台祉
我二月二十二日
伯爵 井上馨 頓






(4) [平山府使の子息誤殺犯の身柄移交 要求]

第二十五号
取り急ぎお届します。開城(ケソン)に駐在する我が兵站司令官・飯森少佐が電報で報告してきたところによると、我が郵便集配員・柳川寅之助が今月十六日郵便物を集配中、平山(ピョンサン)府で偶々持っていた短銃で平山府使・李彰烈の息子・李昌基を誤発して殺害した事件で、すでに本月十八日兵站副官・森中尉をそこに代理で派遣し厳格に事実を究明し調査させたのだが、この事件は実際誤殺事件であることが確認されたので直ちに森中尉に銘じてその府使に会い犯人・柳川の引き受けを要求するようにしたのだが、どうしたことかその府使は犯人引き受けの要求を拒否し、我が刑法で判断する根拠がないと主張した。
そこで注意して調べてみると貴国に居住しているわが国民として万一これと同様の犯法事実がある場合には当然逮捕して我が国官吏に引き渡し法に従って審判するようこれに関する条約文に記載されています。したがってこのような事件においては当然自動的に我が国の刑法審判に帰属されることは少しも疑う余地はありません。
したがってここに書信を通じて求めますので、貴大臣におかれてもご承知になりその 平山府使に命令を下達し、本件犯人である柳川寅之助を我が兵站部に移送するようになさることが本件をすべて正しく処理するうえでよいことであります。以上申し上げご幸福を祈ります。
[一八九五年] 陽暦 二月 二十二日

伯爵 井上馨 頓










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