mixiユーザー(id:6785066)

Javascript の設定が無効になっているため、一部の機能を利用できません。

詳細はヘルプをご覧ください。

2019年01月21日09:53

82 view

18951005　　NO2721　　時局収拾についての外部大臣・金允植の日本公使宛書翰

18951005　　NO2721　　時局収拾についての外部大臣・金允植の日本公使宛書翰
http://db.history.go.kr/item/level.do?sort=levelId&dir=ASC&start=1&limit=20&page=1&pre_page=1&setId=-1&prevPage=0&prevLimit=&itemId=jh&types=o&synonym=off&chinessChar=on&brokerPagingInfo=&levelId=jh_006_0030_0160&position=-1
駐韓日本公使館記録 6巻　参. 全羅民擾報告•宮闕内騒擾の件参＜第1巻第3章の後半部　　 (16) [時局収拾についての外部大臣・金允植の日本公使宛書翰]

文書題目 (16) [時局収拾についての外部大臣・金允植の日本公使宛書翰]
文書番号
発信日我八月十七日 ( 1895年 10月 05日　＊乙未事変（閔妃暗殺）の三日前 )
発信者金允植
受信者

(16) [時局収拾についての外部大臣・金允植の日本公使宛書翰]
敬啓者昨承雅誨論及東亞古今治乱之跡軌轍雖殊其要只在公私二字而已　敝処近日事諒為
閣下之所稔悉而宮中府中去益缺裂顚沛之形如在目前顧乏彌縫之術満心憂懼不知所為惟思奉身而退耳不知
閣下将何心敎之昔子産叔向各陳その憂国之誠款曲無隠謹援古事敢私布於左右此請
台安
我八月十七日
金允植頓

(16) [時局収拾についての外部大臣・金允植の日本公使宛書翰]

拝啓　昨日は高尚なお教えを頂きましたが、東亞古今にあっては自らが乱れた世を治めることにおいては、たとえその要点が違っていると言っても、ただ「公私」の二字があるだけです。
私の力には収拾できそうもない最近の事情は、閣下はよくご存知であると存じますが、宮中と政府がますます分裂し危急な状況が目前に迫っているようで、これを保護し取り繕う方法がなく、私の心底は心配事でいっぱいで、どのようにすればよいのやら分かりません。ひたすら思うことは身体を落ち着けて退くことがあるだけです。
閣下におかれてはこれをどのように教え悟らせてくださるお考えなのかわかりませんが、かつて子産（中国春秋時代の鄭の宰相）と叔向（中国春秋時代の晋の公族・政治家）が彼らの国を心配する真心をそれぞれに詳しく隠し立てせずに開陳した故事を丁寧に引用して私は恐れることもなく私的に周辺に知らしめたのでした。　敬具

[1895年] 陰暦 8月 17日
金允植頓（＊外部大臣金充植）

0 0