私が今不思議に思っていることは、皇室がなぜ2000年間以上も続いているのか?ということです。
時の権力者であったものは、信長であれ秀吉であれ家康であれ、ましてやアメリカ人のマッカーサ連合国最高司令官であれ、天皇陛下に手をかけることはありませんでした。
実に日本の天皇というのは不思議ですよね。
日本の天皇は日本神道のトップということです。
でも日本神道は宗教とは分類されてません。
だけでも不思議なことに日本国民ほとんど全員が神社にお参りに行く、ある意味日本神道の信者です。
本当にこの国は不思議な国ですね。
ただ皆さんがご存じないと思うことは、天皇陛下にも相続税はかかるということです。
私は皇室の人に相続税をかけるというのはおかしいなと思っています。
なぜ一般の国民と何もかも違うのに、天皇から相続税を取るのでしょう?
そのおかげで相続税を支払うために、大切な日本の重要文化財が物納されて、一般の民間人に買い取られてしまっています。
天皇家が持っている間は、現実には日本国民みんなのものということで、天皇陛下が私服を肥やすということはあり得ないのです。
ちなみにイギリスのエリザベス女王には、相続税がかからないことをご存知ですか?
イギリス国土の、70%はエリザベス女王の土地だということもご存知でしょうか?
エリザベス女王はテューダ朝廷として1660年代にできた王朝で、たかだか500年程度の歴史しかありません。
まあ土地に関しては、日本が異常なんであって、日本以外のよその国は、ほとんどが国の持ち物であるということも知らないと思います。
日本の象徴である天皇陛下は、苗字もなく選挙権もなく、一般の人々のように自由に言いたいことを発言したり、栄華を過ごすなんてことは、できないといとうことは、皆さんご存知だと思います。
日本の天皇陛下の主な役割は、日本国民の平穏を祈るため、毎日祈祷しているということを皆さんご存知でしょうか?
当然知りませんよね、学校で教わらないんですから、というよりも教えないようにしているんですから。
過去の日本の歴史を見る限り、やはり軽んじてはいけない大切な人であります。
竹田恒泰さんが、天皇を中心とした歴史書という本を出してます。
とても分厚い本ですけども、普通に考えて天皇中心に歴史を考えるのは当たり前のことです。
しかし現実の私たちの教育は一切天皇のことに関して教わることはありません。
これは本来不思議な話です。
日本の歴史を学ぶ上で、天皇を無視して語ることは絶対に出来ないはずなんです。
なのになぜ我々は教わることがないんでしょう?
それはアメリカの検閲によってすべて排除されたからです。
ならどうしてアメリカは天皇のことに関する記述を全部廃止したのでしょう。
これも竹田恒泰さんのお話から知ったことなんですけども、アメリカは日本に戦争に勝ちましたけど、最後の最後まで命がけでかかってくる日本人に戦々恐々としてるわけです。
そしてアメリカ人は人の心理戦という事に長けてます 。
どうして日本人はそんなに強いのか?それを戦後徹底的に調べ上げて、天皇を中心とする団体戦にさすとこの国は世界一強い国だということを知ったわけです。
だから一つにまとめてはいけない、バラバラにすればこの国の国民は弱い、その通りに今もされてるわけです。
本来ひとつの企業に寄集まって、団体戦になると世界一優秀な企業を作れる。
それが分かっているので、色んな思想を日本人に吹き込んで、個人戦に持ち込んで行ってるわけです。
日本人は個人戦には慣れてません。
だから経済的にも弱まっていってます。
そのことに気づいてる人なんて、ほとんど日本人にはいません。
日本は団体戦が強いし、またその組織に存続して目的を一つに絞って頑張っているのが日本人にとっては幸せであり、だから努力もできるし、知恵も湧くし、気力も充実してるわけです。
そのことを早く日本人が気づいてもらいたいなーと思っている今日この頃の私です。
またね。
ちょっと興味がありましたのでコメントいたします。
昔昔、失言で有名な森喜朗さんが首相だった頃、「日本は天皇を中心とした神の国である」という発言をして、とても問題となりましたが、私には何が問題かさっぱりわかりませんでした。
神話から派生した天皇家を中心とした八百万の神が宿る国である、というのがこの国の成り立ちだと思っていたので。
単純に言い切れませんが、乱暴な言い方だと、天皇は祭祀王になるんかなあ。。なので、国家の利害には無縁の場所で、ただただ国民の安寧を祈られる存在です。
無条件で、国の最高の権威となりうる存在です。
そのため、歴史的にも随分と政治利用されてきたわけですよね。必要なければ蔑ろにされていた時代もあったわけです。大河ドラマ「麒麟がくる」でちょうどその時代の様子が出てきましたね。信長などは、そこに着眼し、権威として大いに利用したわけですが。。
さてここから若干否定的なことを言います。
日本人が、天皇という権威を中心とした民族である、というのは、決して上から下への権力ではなく、権威を中心とし、緩やかにお互いを取り込みあう、ということだと思っています。
そのため、日本人は空気を読むことに非常に長けた民族になった。
このことは逆に、絶対的な命令者がいないことを意味します。そのため、一旦誤った方向へ流れると、誰もが「違うのではないか?」と思いながらも言い出すことができず、どんどんと流されていってしまう。
集団の中で空気を読み和を重んじることができるということは、長所にもなり短所にもなる。
合理的思考は無視して、集団心理にしたがってしまう。
この弱点は、それこそ日本人が長年を費やして培ってきた民族性なので、私は克服はできないだろう、と思っています。
さすれば、国際社会、グローバリゼーションの中ではまず生きられないでしょう。善悪は別としてもアメリカ型合理主義のパワーにはかないません。
なので、わが同胞は、グローバリゼーションから離れたところで独自の文化を作っていくことが、一番幸せな生き方ではないかと思うのですが・・
まあここまで進んでしまった世界では、もはやそんな逆戻りなど非現実的ですけどね。
あなたが述べている通り、戦前から日本とイギリスの歴史的発展に違いがあります。
又、戦後は日本憲法もさる事ながら、アメリカのマッカーサーによって押し付けられた「3S」で、日本人は完全に洗脳されある意味でバカにされてしまっているのです。
国会議員の人達とて、貴女ほどの内容を理解し知っている人物は皆無なのです
それが不思議です。 神様扱いだったから?
それと、でも日本神道は宗教とは分類されてません。
これは知りませんでした
ニュースより失礼
当時のアメリカは仰る通り日本人が優秀なことを恐れていたということを聞いたことがあります。再び天皇陛下を下にしてアメリカへ反撃させない為、二度とアメリカの脅威にならないように、日本人の拠り所である皇室をつぶそうとしたけれど、マッカーサーが昭和天皇の人間性に触れるや考えを変え皇室を残すことにしたとも。大変感動したのは昭和天皇が戦後、国民に苦しい思いをさせたと国中を行脚されて国民の生活を労われた時のことです。国民は皆陛下のお越しに歓喜し、感謝したそうです。独裁国家であったならば権力を無くした元の統治者に対して罵詈雑言を浴びせることはあってもこのような光景は見られない、と、他の国で驚かれたこともあったそうで、日本人と陛下の結びつきの深さと陛下のお人柄は国民は分かっていたのかなぁと、感慨深い話だと思うものです。
それから団体活動で言えば、戦後間もなくはラジオ体操はその統一性の怖さに中止にされたそうですヨ(笑)。
残念なのはアメリカが日本を支配下に置くためにその優秀で道徳的で規律のある民族性を壊すために、先述されていた方がおられましたが「3S」政策をとって日本人をダメにしたことですね。作り上げるのには時間がかかるけれども壊すのは簡単で一瞬です。
わたしは小学校でダンスの時間を作るより「礼節」の時間を作ることを望みます。
また、「歴史」の時間も作ってもらいたいと思いますし、自虐史観を植え付けることはもう止しにしてもらいたいと思ってます。←急にコワそうな意見になっちゃった(笑)。