これは武田邦彦先生の知識の受けうりですけども、スペインでは75歳を過ぎたら延命処置は行わず、もっぱら介護病棟に移されて、穏やかな死を迎えられるように病院で介護されるそうです。
ただし今は国王が75歳は少し早すぎるのかなという発言をされているそうです。
私はこのスペインのやり方に実は大賛成です。
現実に日本も八十歳を過ぎた人あたりから、自分の寿命というものに対して、あるいは病院の治療というものに対して、どのようなお考えをされているのか、アンケートを取るべきだと思います。
私の知ってるお年寄りは大抵の方はそんなに長生きを望んでいません。
年を取っていっても何もいいことはないんだよとおっしゃいます。
それはそうですよね、若返って健康になることなんてありえないんですから。
あとはどんどん体力や機能が退化していって、寿命が来るのを待っているというのがお年寄りの考え方なんだろうと思われます。
しかして今の日本の医療はただただ長く生かすことを目標に治療を行っています。
もう何も言えない老人が、望んでもいないのに言われるまま機械を肺に突っ込まれるわけです、もう80を過ぎて大手術を受けたり本当にそれを望んでいるんでしょうか。
私は日本人のこの命に対する物の考え方を摸索することが、これから先にとても大事になってくると思います。
なぜならその延命治療には多大な費用がかかりますし、病院に行ってもらえれば分かりますけども、その大半はもう70を過ぎた老人なんです。またこれから先は日本の人口の30%以上を占めることになります。
これは医療費の問題にも関わってきますし、当然若い人たちにその社会医療費の負担はかかってくるわけです。
今回のコロナに関しても亡くなられた方の平均寿命は日本で79.8歳です。
これはもうほとんど平均寿命と同じです。
なんでもWHOで死亡原因ががコロナに感染していた場合、死因はコロナとするようにと義務付けられてるそうです。
本当は寿命で死んだのかも分かりません。
この平均寿命から見ればその可能性は非常に大きいと思います。
なのに日本はこの騒ぎようです。
日本よりも100倍も多い患者数が出ているヨーロッパや欧米の白人たちの様子を見て同じように報道し、世界中が騒いでいるんだから日本も慌てなきゃいけない、みたいな感じで報道しまくってますよね 。YouTube で語っている感染の専門家の話とは全然違うのです。
子供はほとんど無症状、若者もほとんど無症状、症状は出ていないのに感染してるということだけ病院に隔離してしまう。
武田先生が言うには症状が出て初めて病気として見なされるのであって、感染者はあくまでも感染者であって、病気とはみなさないのが普通だそうです。
そう言われれば、当たり前のことですよね。
今年はインフルエンザが全然出ていません。
毎年インフルエンザで1万人以上の人が死んでます。
それも、これは子供もかかるもので、老人もみんな含めて症状が出るわけです。
明らかに今流行ってる日本のコロナより怖い病気ですよね。
毎年インフルエンザでこれだけ騒ぐつもりなんでしょうか。
なんか話がそれてしまいましたけども、私は寿命というものをもっと日本人は考えるべきだと思います。
私の母も実話、脳梗塞で病院で寝たきりです。
色々な病院がありますが、ある病院はいかに流動食で食べられる状態でも必ず胃に穴を開けて胃瘻にしますということです。
それがいかにものを食べられる状態であれ、胃瘻にします、ということです。
その時説明をしてくれた看護師さんははっきり言ってました。
ここはもう寿命を迎え入れる病院であって治療する場ではないと考えてください、言い方は悪いですが姥捨て山と思ってもらっても結構です。
さすがにそれを聞いた私はそこに母を入れることはできませんでした。
そしてその時点ではその考え方に反発も覚えました。
ところが昨今の報道では五十代六十代の息子さんと、もう80超えた体の不自由な自分の親と自殺しているニュースをよく聞きます。
今当たり前ようにそういう家庭があるわけです。
元気で歳を取ってくれるにはいいんですけども、当然年齢とともに体力は衰えていくわけです。
衰えていくお年寄りを責めるわけにはいきません。
いずれは我が身です。
私の聞いた姥捨て山のような病院は、正直やりすぎだと思います。
それならば先のスペインのように、年齢やその個人の主張を聞いて、治療というような医療を受けず、穏やかに死を迎えられるような介護医療があっていいと思います。
生死に関するお話ですので、人それぞれに考えは違うと思いますが皆さんはどのようにお考えでしょうか?
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