神の計画があり、人はただその中の歯車として活動しているだけ。
人の力で世の中が動くわけではなく、ただ人は神の計画に用いられているにすぎない。
がんばれば何でも解決すると考える日本人。
がんばっても結果が変わらないことは統計が示している。
市ではいろいろな活動をしているが、何一つ改善されたものはない。
ただ市役所の仕事が増え、税金が無駄に使われているだけ。
警察のキャンペーンや消防の防災PRも同じ。
企業にしても、売れる物を売れば売れ、売れない物を売れば売れない。
景気がよければ売れるし、景気が悪ければ売れない。
売れない物を扱う会社ほど無理に売れとブラック企業化し、
景気が悪いほどマンパワーで売れとなり、労働時間が増える。
結果、無駄に費用が費やされ、また売れないのに仕事が増えても賃金が払えないから、サービス残業化する。
私もサラリーマンを長く続けてきたが、業務の大半は不要なものであり、多くは「どうにもならないものを人力でなんとかしようとあがく」ために存在する仕事に過ぎない。
人口の一定割合は啓蒙しようがしまいが犯罪を犯すし、人口の一定割合は勤労意欲がない。
人口の一定割合は奴隷として生きる運命にあり、人口の一定割合は病気で死ぬ。
何一つ人力でどうにかなったものはない。
世界平和を何百年間唱え、多くのお金を使い話し合いの場を持ったが、人類に英知などなく、ただの一度も実現したことがないばかりか、バカでかい戦争が2つも起こり、かつてないほどの人間が死亡する事態に陥った。
それが大量殺人目的で開発された原爆一つで1000回の平和会議で何も実現しなかった世界平和が、あっという間に実現してしまった。
日本人の仕事の効率が悪いのは、日本人の宗教観が人間中心主義であり、人間の力でなんでもなると考える超人思想だから。
だから船を風で走らせようとせず、潮に逆らい必死でオールをこぐ。
だから仕事で疲弊し残業だらけになる。
官民共に日本人の仕事の7割は無駄な活動だ。
日本人は、週に1日、安息日には食事すら作らず寝て過ごすユダヤ人に仕事の成果で追いつかない。
ユダヤ人は世の中のことをよく知っているから、無駄なことはせず、ただ神の計画をくみ取り、効率よく仕事をこなす。
それですさまじい富を築いてきた。
彼らは、がんばれば売れない商品が売れるなどと考えない。
景気が悪くても好景気と同じだけの富が得られるとも考えない。
ただ売れない商品はやめ、売れる商品を探す。
景気が悪ければ商売をひかえ、景気がよくなってから商売を再開する。
また公務員とは公務に従事するのが仕事であり、PR活動などしない。
唯一するのは国威向上のための軍隊の示威活動だけ。
彼らは知っている。世の中は統計でできているから、一定の割合の人間は犯罪を犯すし、一定の割合で災害も起こる。
犯罪を犯したら逮捕して罰をあたえる。災害が起こったら、それに対処する。
それはよくも悪くも統計上しかたのないものであり、その都度、対処していくしかない。
人間が歴史を作るのではない。
結局、すべては神の計画の中であり、神の見えざる手が導いているにすぎない。
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